最近になってようやく、AGAは病院や専門クリニックで治せるものとして知られるようになってきました。
AGA治療を受けるならできるだけ安く受けたいと思っていても、病院やクリニックによって費用が異なるため、相場がわかりにくいですよね。
費用感がわからないと、どれだけのお金を用意すればいいのかわからず、続けていけるのかどうかも判断しづらいもの。
そこで今回は、大阪でAGA治療にかかる費用の相場をご紹介します。
また、大阪でAGA治療を受ける際に健康保険が適用されるのかについても解説しています。
目次
AGA治療の費用相場
AGA治療の費用には、初診料やカウンセリング料、施術費用、薬剤代が含まれるところがほとんどです。
なかには、初回のカウンセリング料金のみ無料というところもあります。
治療内容によって、費用に地域性が出るケースもありますが、多くの治療は大きく費用は変わりません。
大阪でAGA治療を受ける場合、どれくらいの費用を見積もっておけばいいのでしょうか?
AGA治療で大阪の費用相場は?
大阪でAGA治療を受ける場合、1ヵ月あたりの費用相場は次の通りです。
初診料、再診料、カウンセリング料 | 0円~ |
血液検査 | 0円~ |
内服薬治療(ジェネリック含む) | 3,000円~ |
外用薬治療 | 4,000円~ |
注入治療 | 20,000円~ |
自毛植毛 | 400,000円~ |
大阪を含め全国的に見ても、AGA治療を専門に行うクリニックの大半は、初診料やカウンセリング料が無料です。
カウンセリングに関しては、インターネットを使った遠隔問診が可能なクリニックも増えてきています。
たとえば、大阪のAGA治療クリニックに通いたいけれど、住まいや勤め先が大阪以外の場所にあるために通院が難しい場合や、毎回通院が難しい場合などに遠隔問診が利用できます。
この場合のカウンセリング料は、対面カウンセリングと同じ扱いとされますので、別途料金が必要になることはありません。
治療費については、施術内容をグレードアップすると100万円を超えるケースもあり、治療内容によって費用に幅が出ます。これは大阪だからというわけではなく、全国的にも同じです。
これらのことを踏まえると、大阪でクリニックを選ぶ際には、1回あたりの治療費がはっきりと明記されているところを選ぶのがおすすめです。
返金保証はある?
AGA治療を行っているクリニックの中には、全額返金保証制度や交通費補助制度を設けているところもあります。
返金保証があれば、万が一効果が見られない場合でも安心です。
大阪にあるAGA治療を受けられるクリニックにも、こうした制度を設けているところはたくさんあります。
大阪は利便性の良いクリニックが多いので、交通費補助よりも全額返金制度に注目するのも一つです。
大阪で受けられるAGA施術内容と治療期間
AGAにはさまざまな治療方法があり、内容によって治療する期間も異なります。
全体の費用感をつかむには、治療ごとに要する期間を把握しておきましょう。
大阪にあるAGAクリニックでは、次のAGA治療が行われています。
飲んで治す「内服薬治療」
AGA治療の中でもベーシックな方法が「内服薬治療」です。
薬を飲んで薄毛改善を目指します。処方薬には、抜け毛を防ぐもの、発毛を促進するものがあります。
処方薬でよく使われるの4種類の内服薬で、フィナステリド、ミノキシジル、デュタステリド、スピロノラクトンです。
服用期間は、4ヵ月~1年ほど。月に一度や数か月分の薬をまとめて処方してもらえることもあります。
大阪は利便性が良いとはいっても、頻繁に通うのは時間もお金もかかりますから助かっている方も多いのではないでしょうか。
病院やクリニックによっては、ジェネリック医薬品の取り扱いがあるところもあります。
先発医薬品は薬代が高くなりがちですので、ジェネリック(後発医薬品)の処方によって薬代を抑えることが可能です。
大阪のAGA治療クリニックでは、ジェネリック医薬品を扱っているところと扱っていないところがあります。
各クリニックのホームページでは、取り扱っているAGA治療薬について記載されています。
そこで確認してみると、ひと月にかかる薬代がわかります。
塗って治す「外用薬治療」
AGA治療の内服薬「ミノキシジル」には、頭皮に塗って使う外用薬もあります。
内服薬と異なって、外用薬の場合は、有効成分を頭皮まで届けて効果が発揮されるものです。
自分で塗布する際には、皮脂汚れや毛髪が原因となり、きちんと頭皮に成分が届かないケースもあります。
治療期間は、最低半年はかかるようです。
内服薬に比べて、効果が見られるまでに時間がかかりやすいため、期間も内服薬治療よりも少し長めです。
頭皮に有効成分を直接注入する「メソセラピー治療」
AGA治療で、注入治療と呼ばれるものの一つです。
メソセラピー治療では、ミノキシジルやフィナステリドなどの発毛に対する有効成分と、毛髪の成長因子になるヒアルロン酸などを配合させた成分を、頭皮に直に注入して発毛を促します。
内服薬や外用薬治療の補助的な治療に当たり、メインのAGA治療として行われることは少ないようです。
費用は、1回ごとにかかるところもあれば、複数回の施術をセット料金で提示しているとこもあります。1回あたり、およそ20,000円~が相場です。
どれくらいの回数の施術が必要かは医師と相談して決めます。
頭皮に直接成分を注入する「HARG療法」
メソセラピー治療と同様、こちらも注入治療の一つです。
HARG療法では、脂肪肝細胞を培養して、それが分泌したタンパク質を分離・ろ過を行い、滅菌・精製したものを粉末化したAAPEパウダーを使った治療法です。
施術では、AAPEパウダーを液状に溶解させたものを頭皮に直接注入していきます。
AAPEには、頭皮や毛根の再生を促す成長因子が含まれているため、高い発毛効果が期待できます。
他の治療方法と併用することで強力な発毛が望めることから、併用療法の選択肢として利用されています。
治療回数は、AGAの進行度によって異なります。3回~6回が一般的で、1ヵ月おきに施術を受けるため、治療期間がおよそ半年~1年と内服薬や外用薬治療と大差ありません。
費用は、頭皮全体への注入か部分注入かによって料金が分かれています。大阪のAGA治療クリニックでは、1回あたり、およそ50,000円以上が相場です。他のAGA治療と比べても、かなり高額になります。
HARG療法と一緒に飲み薬を処方しているところが多いようです。
「植毛治療」
植毛治療には、人工毛を植毛する方法と、自分の毛髪を移植する自毛植毛の2つの方法があります。
前者は、ポリエステルの人工毛を植毛しますので、短い時間で望む髪を手に入れられます。植毛する量は、100~数千本単位で決められ、植毛しながら調節できます。
費用も本数単位で決まっており、大阪のAGA治療クリニックでは100本25,000円~が相場です。
後者の自毛植毛は、外科的処置を伴う医療行為で、薄毛になりづらい後頭部や側頭部の毛を細胞ごとAGAが気になる箇所に移植する治療方法です。
自毛植毛にはいくつかの施術方法があり、それによって仕上がり方も異なります。
細胞を移植するので、施術後、痛みが出たり、頭皮に傷が残ったりするケースがあります。
外科手術による対応となるため、他のAGA治療と比べて費用が高額になります。
大阪のAGA治療クリニックでの費用相場は400,000円~です。
AGA治療は保険適用される?
AGA治療にかかる費用は幅はあれど、いずれも高額になりがちです。
これらの治療費は、保険適用されるのでしょうか?
AGA治療は健康保険の適用外
健康保険が使えるのは、あくまでも命や生活に支障をきたすような病気やケガに対してのみです。
AGAは病気の一つですが、生活を送るうえで直接的に支障を及ぼすものではないため、健康保険が使えません。
そのため、AGA治療は大阪に限らず、自由診療の扱いであり、病院側が金額設定をして良いため、費用に差が生まれています。
保険についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
まとめ
AGA治療は、最低半年ほどかかります。
これは大阪だからといった地域性とは全く関係ありません。
大阪に限らず、他の地域で治療を行っても同様の期間がかかります。
そのため、自分にとって無理なく通える料金であるかは重要な判断ポイントです。
大阪のAGA治療クリニックにおいても、ホームページには治療内容ごとに料金が掲載されています。
料金表を確認し、治療1回につき、いくらの費用が必要になるのか確認は必要です。
最後になりますがAGA治療には副作用がつきものです。
必ず、副作用について調べてAGA治療を行うかどうか判断することをオススメいたします。
別で記事にしてありますのでお読みください。
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