ミノキシジルの副作用である「むくみ」が気になっていませんか?
はじめに結論をお伝えします。
【すでにミノキシジルを使っていてむくみが気になる方へ】
使用頻度を減らしたり、使用を控える等の対処がオススメです。
【今後ミノキシジルを使いたいけどむくみが気になる方へ】
むくみが発生するかは使ってみないとわかりません。
どうしてもミノキシジルを使うなら、リスクを減らすために塗り薬がオススメです。
ミノキシジルは医薬品であるため、副作用のリスクがあります。
当店でも10年以上の運営の中でミノキシジルを使ってきて相談されるお客様も多くいらっしゃいます。
その中でミノキシジルのむくみで悩んでいる方もおられます。
今回はミノキシジルのむくみについて、解説いたします。
目次
ミノキシジルとは?
ミノキシジルとはもともと高血圧の降圧剤として1970年代に開発された成分です。
ミノキシジルの服用中に患者の体毛が濃くなるといった副作用から、1980年代にアメリカで有用性が確認され、世界で初めて発毛剤として認可されたのがミノキシジルです。
ミノキシジルには外用薬と内服薬があり、発毛効果があり認可されているのは外用薬のみです。
内服薬に多い副作用として多毛症や、むくみ(浮腫)があります。
「むくみ」はどのように起こるのでしょうか?
ミノキシジルによるむくみの原因や対処方法など、現在服用中の方もミノキシジルの服用を検討されている方もご参考ください。
ミノキシジルの副作用「むくみ」の原因とは?
ミノキシジルの内服薬にミノキシジルタブレットがあります。
副作用として多いのが顔や手足のむくみです。
見た目にも影響を及ぼす副作用で、手足だけでなく内臓にもむくみが及んでしまう場合もありますので注意が必要な副作用になります。
むくみはどうして起こるのでしょうか?
肝臓・腎臓の機能低下
薬の服用時には肝臓で分解、腎臓でろ過され尿になって体外に排出されます。
ミノキシジルの服用でも肝臓や腎臓への負担が機能低下に繋がり、むくみの原因になると考えられます。
それら以外にも心臓の機能低下の可能性もあり、むくみを安易に考えると危険です。
血管拡張作用
ミノキシジルは血圧の降圧剤として開発された薬のため血管拡張作用があります。
血管を広げることで血液の循環量が増え、多くの血液を流そうと血液濃度が薄まります。
血液濃度を正常に戻そうと水分が細胞に染み出た状態がむくみです。
ミノキシジルによる血管拡張作用は動脈にしか働かず、静脈には作用しません。
同じ量の血液を通せなくなるのも、むくみの原因です。
むくみの確率は7%
ミノキシジルの添付文書によると、ミノキシジルを飲む前にむくみがなかった患者の7%で一時的なむくみが発生したと記載があります。
※むくみの症状が出た場合、すぐに服用を中止し医師に相談しましょう。
※自覚症状がなくても、急激な体重増加の場合はむくみによる可能性があります。
ミノキシジルの副作用「むくみ」の具体的な対策
むくみは体内に水分が溜まり、うまく排出できない状態です。
水分を排出することがむくみ対策になります。
利尿作用のあるものを摂取
ミノキシジルの副作用であるむくみ対策には、利尿作用のあるものを摂取し体内に溜まった水分を体外に排出することが効果的です。
利尿作用があるカフェインやカリウムを含んだ食品を積極的に摂取し、むくみ対策をしましょう。
ただし、カフェインの取りすぎには注意です。
利尿作用のある食べ物でも調理法には注意が必要で、塩分の摂り過ぎはむくみの原因になります。
塩分を取りすぎると塩分濃度を調節しようと水分を多く取りこみ、むくみを悪化させます。
さらに注意点として、冷たい物は控えるようにしましょう。
冷たい物は血管を収縮させるため、逆にむくみやすくなります。
アボカド、バナナ、スイカ、キュウリ、ほうれん草、海苔、冬瓜、梨、切り干し大根、昆布
コーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、ココア、リンゴ酢、どくだみ茶
入浴
入浴は、血液循環をよくすることで溜まった水分と老廃物を汗で排出できるのでむくみに効果的です。
ぬるめの温度で20分以上入浴し、湯船の中でマッサージするのもオススメします。
運動
筋肉量が少ない人も血液循環が悪くなりやすく、むくみやすいです。
血液は心臓だけでなく全身の筋肉の収縮も血液の循環に作用します。
筋肉量を増やすことでむくみにくくなるので、軽い運動でも毎日体を動かすと血液循環がよくなりむくみ対策になります。
使ってみないとむくみの有無はわからない
残念ながら水分をとっていて、よい入浴習慣があり、運動習慣があってもむくみは発生することもあります。
個人差があるため、むくみがまったく気にならない方もいます。
現在進行形でむくみが発生して気になる方は、ミノキシジルの使用頻度を減らすか、使わないようにするのがよいでしょう。
理由は、体質的に合っていない可能性が高いからです。
むくみが発生するかどうかは使ってみないとわからないように、ミノキシジルの発毛効果にも個人差があります。
ミノキシジルの効果について気になる方はこちらの記事もお読みください。
ミノキシジルの「むくみ」以外の副作用
ミノキシジルはもともと経口降圧剤として開発された薬で、副作用はむくみ以外にもあります。
日本ではミノキシジルタブレット(ミノタブ)は降圧剤としても認可されておらず、海外でもAGA治療薬として認可している国はありません。
ミノキシジルタブレットは日本皮膚科学会による[AGAのガイドライン」に推奨度D「行うべきでない」治療法とし、薄毛の治療法として否定的です。
そういったことを知らず、ネットの口コミだけを読んで海外からの個人輸入で購入されている方は非常に多いです。
ミノキシジルタブレットを検討されている方は、医師の診断の元、副作用を理解してうえでの服用をご検討ください。
むくみ以外にも副作用として多数報告されています。
むくみ、多毛症、頭痛、めまい、頻脈・不整脈・狭心痛・胸痛・心嚢水貯留・体液貯留・発赤・呼吸困難・心筋部分壊死・アレルギー反応、心拍数の増加、低血圧症、肌荒れやニキビの発症、ほてり
ミノキシジルを使うなら外用薬(塗り薬)を使おう
ミノキシジルタブレット(内服薬)によるむくみなどの副作用が怖くても、薄毛をどうしても改善されたい方はおられます。
ミノキシジルを使うならまずはミノキシジルの外用薬の使用をオススメします。
ミノキシジルの外用薬は世界90ヵ国以上で承認されている育毛剤に配合されている成分です。
日本皮膚科学会による[AGAのガイドライン」に推奨度A「行うことを強く求める治療法」として推奨されています。
副作用としては頭皮の痒み、発疹やかぶれ、頭痛などありますが、内服薬と比べると体への負担も軽度です。
ご使用の場合は用法用量をしっかりと守り、副作用が出た場合は使用を中止し医師への受診した方がよいでしょう。
ミノキシジル外用薬は、現在たくさんの商品が発売されています。
市販の外用薬で対応したい方は外用薬の種類をまとめていますので参考になさってください。
ミノキシジルの外用薬だけでは効果にムラがあります。
大事なことは頭皮環境を改善することです。
頭皮環境が整っていない状態で外用薬を使っても生えるものも生えません。
ミノキシジルの飲み薬を使わなければ「むくみ」なし
薄毛治療というと薬を思い浮べる方は多いです。
薬の副作用はミノキシジルのむくみだけでなく、たくさんの副作用があります。
ミノキシジルは対症療法です。
薬を飲んでいる限り効果があるものであり、AGAや薄毛が完全に治ることはありません。
そのため、薬は一生飲み続けないといけません。
副作用が出た場合、薬を飲み続ける限り副作用で苦しむことにもなります。
繰り返しますが、大事なことは頭皮環境を整えることです。
頭皮という畑を整えて、植物という髪を育てることが薄毛改善には重要です。
現在の頭皮状態で発毛できるか知りたい方、ミノキシジルの副作用に困っている方はお気軽にご相談ください。
そして、AGAについて知りたい方は次にまとめていますのでご確認ください。
下記よりお気軽にお申込みください。 スーパースカルプ発毛センター寝屋川枚方店
・無料カウンセリング:60分
・お試し体験:120分 6,600円
住所:大阪府寝屋川市香里南之町27-30長楽604号室
Tel:072-833-9696(電話受付時間 9:00~19:00)
営業時間 9:00~20:00
定休日:日曜日
ネット、LINEのお申込みは24時間365日対応
当店監修のシャンプー・育毛剤の購入はこちら