もともとの髪の太さよりも細くなってしまう場合は、加齢やホルモンバランスの乱れといった原因があります。
次の症状でお困りではありませんか?
- 髪がペタンとしていて、なかなかボリュームがない
- 髪がよく絡まって、切れやすい
- 髪を一つにまとめたときに、髪が減ったと感じる
このような症状が気になる場合は、以前より髪が細くなっている可能性があります。
髪が細くなると、抜け毛ではないのに「髪が少なくなった」と感じてしまいます。
この記事の結論は以下の通りです。
今よりも髪が細くなって悩んでしまう前に、生活習慣を見直すなどできるところから対策を始めてみましょう。
それでは説明していきます。
目次
髪が「細い人」と「太い人」の分かれ道
頭皮が健康な状態でも、髪の毛には生まれつき「細い人」と「太い人」がいます。
髪の太さについて明確な判断基準はありませんが、目安として平均値を見てみましょう。
女性の髪の太さの平均値
日本人の髪の太さは、0.05mm〜0.15mmぐらいで、平均値は0.08mmと言われています。
一方で、欧米人は0.05mmが平均なので、日本人より髪が細いことが多いです。
上の画像は当店の女性のお客様の頭皮画像です。
マイクロスコープの機能で髪の直径の概算を測ることができます。
写真左型が細い髪(約0.05mm)です。
右側が普通の髪(約0.08mm)であり、太さの違いがわかります。
0.05mm以下になると、触った感じも細いと感じやすく、コシもないのでペタッとなりやすいようです。
女性の髪が本当に細いのかチェックする方法
一般的に日本人では0.06mm以下になると「髪が細い」とされています。
当店のようにマイクロスコープを使って髪の太さを測るのは難しいので、太さを確認したい場合は専門家に相談しましょう。
髪は、3つの部分から成り立っています。
- 一番外側:キューティクル
- 中間部:コルテックス
- 中心部:メデュラ
大部分がタンパク質で、残りは脂質やメラニン色素などです。
髪の太さは、髪の大部分を占める中間部のコルテックスの量に関係しています。
コルテックスの量が少ないと髪は細くなります。
逆にコルテックスの量が多いと髪は太くなるのです。
(画像引用:花王株式会社)
女性の髪が細くなる原因とは?
それではなぜ髪が細くなってしまうのでしょうか?
特に女性の髪は全体的に細くなりがちですので、今回は女性の髪が細くなる原因について説明していきます。
加齢
女性は40代半ばごろの更年期になると女性ホルモンが急激に低下することで髪が衰え、細くなってしまうことがあります。
歳をとると、毛細血管が老化し、頭皮まで栄養が到達しにくくなることも髪が細くなる原因の一つです。
加齢による髪のボリュームダウンなど、ヘアロス対策についてはこちら↓
女性のヘアロスってどんな状態?原因を知って正しい対策をしよう
遺伝
髪質や髪の太さなどは、遺伝的要素が大きく影響します。
生まれつき髪が細くて、家系的にも髪が細い人が多い場合は「遺伝」の可能性が高いです。
もともとの髪の太さ以上に髪を太くするのは困難ですので、本来の太さより細くなってしまわないように心がけましょう。
ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンであるエストロゲンが減少すると、髪の成長が滞ってしまいます。
妊娠・出産などでホルモンバランスが乱れると抜け毛が増えたり、髪が細くなったりすることがあります。
睡眠不足
女性は子育てや家事、仕事に忙しく十分な睡眠時間を確保できない人も多いです。
睡眠不足も髪が細くなってしまう原因となるので注意が必要です。
髪を健康な状態に保つ成長ホルモンは、寝ている間に分泌されます。
どんなに忙しくても意識して睡眠時間の確保をしましょう。
睡眠不足と薄毛の関係についてはこちらを参考にしてみてください↓
栄養不足
栄養が偏ったり、栄養不足だと、髪の栄養が不足して不健康になってしまいます。
毎日の食事で必要な栄養素が摂取できないと、髪の毛までも栄養不足になり、細くて艶のない髪になってしまいます。
いつも同じものばかり食べる偏食にも気を付けて、バランスのよい食事を摂ることが大事です。
女性はダイエットもあって、食べるものを控え気味にしている方も多いので栄養不足になりやすいです。
ストレス
人間はストレスを感じると自律神経が乱れて血流までも悪化してしまいます。
血のめぐりが悪くなると、髪まで必要な栄養素が行き届かなくなり、髪が細くなる原因になります。
パーマやカラーリング
女性はオシャレで髪のカラーリングやパーマを定期的に施術する人も多いです。
使用する薬剤によっては、髪に大きな負担をかけてしまい、髪が細くなる原因となります。
こまめにカラーリングやパーマをする人は、こちらの記事も参考にしてみてください↓
女性の髪が細くなってしまったときの効果的な対策とは?
女性の髪が細くなってしまった場合、どのような対策をとれば良いのかを具体的に見ていきましょう。
生活習慣を改める
髪が必要としている栄養素を規則正しく摂取しましょう。
そのためには、生活習慣を改めることが効果的です。
食生活に関しては、以下の栄養素を積極的に摂りましょう。
- 亜鉛(牡蠣、レバーなど)
- ビタミン類(野菜、果物など)
- たんぱく質(肉や魚、卵など)
これらを食品で摂るのが難しい場合は、サプリメントなどを上手に活用してもよいでしょう。
髪に良い食べ物をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください↓
【即実践】薄毛に良い食べ物と、やめるべき薄毛が悪化する4つの食べ物習慣
生活習慣についてはこちらを参考にしてみてください↓
ストレスを発散する
ストレスを発散するにはいろいろな方法があります。
- 気の合う友人と話す
- カラオケにいく
- 運動をする
- ショッピングをする
人それぞれ発散方法は違います。
自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
短時間でも近所をウォーキングするなど、身体を動かしながらのストレス発散は、血行もよくなりオススメです。
正しいヘアケアをする
毎晩、髪を洗う前に丁寧にブラッシングしましょう。
あらかじめ髪の絡みを取っておくことで、洗髪時の髪の負担が軽減され、抜け毛予防にもなるからです。
また、頭皮を軽くマッサージすると、血行が促進され、髪まで栄養が行きわたるようになります。
効果的なマッサージ方法はこちらを参考にしてみてください↓
髪型を工夫する
髪が細くなってしまうと、絡まりやすくなってしまいます。
髪が絡まったときに、くし等で無理矢理ほぐそうとすると、髪が抜けてしまったり傷んでしまったりするので気を付けましょう。
三つ編みや編み込みをすると、ほどくときに絡まる可能性が高くなるので避けるのが無難でしょう。
ボリュームを出したい場合は、ショートヘアがオススメです。
髪が長いと重さがあるので、下に引っ張られてボリュームダウンにつながるからです。
髪をセットするときは、髪を持ち上げるようにして下からドライヤーをあて、ふわっとさせてボリュームを出しましょう。
専門家に相談する
髪が細くなってしまうと、切れ毛や抜け毛につながることが多いです。
生活習慣などを見なおしたにもかかわらず、細毛が改善できず困っていませんか?
症状が進行してしまう前に早めに専門家に相談しましょう。
まとめ|女性の髪が細くなる原因を知って正しい対策を取りましょう
「髪が細くなってしまった」とお悩みの方は、まずは普段の生活習慣を見なおしてみることが大切です。
バランスの良い食事を心がけたり、上手にストレスを発散したり、正しいヘアケアを取り入れることで髪の健康を取り戻しましょう。
原因をすべて取り除くことは難しいかもしれませんが、効果的な予防や対策をすることが大事です。
自分でできることに限界を感じたり、抜け毛や薄毛が進行していると感じたりする場合は早めに専門家に相談しましょう。
当店も女性の細毛、薄毛改善の実績はたくさんありますのでお気軽に相談してみてくださいね。
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