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顔や体と同じように、頭皮にも適切な保湿ケアをしましょう。
頭皮に化粧水を使うべきか悩んでいる方は、次のように考えているのではないでしょうか。
- 「頭皮に化粧水は必要なの?」
- 「どの化粧水を使えばいいの?」
- 「頭皮での使い方が知りたい!」
今回の結論はこちらです。
- 頭皮に化粧水を使うと、乾燥を防ぎ、健康な髪を育てる土台を作れる
- 頭皮の乾燥対策には化粧水のほかにもできることがある
本記事では、頭皮の乾燥を防ぎ、健康な髪を育むために欠かせない頭皮用化粧水の重要性と、正しい使い方を詳しく解説します。
頭皮ケアを始めるきっかけとして、ぜひ参考にしてください。
目次
顔や体だけじゃない!頭皮にも化粧水が必要な理由
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頭皮に化粧水を使うことは、乾燥を防ぎ、髪の健康を保つ上でとても大切です。頭皮は髪を支える土台となりますが、乾燥によってその基盤が崩れやすくなります。
乾燥は水分が失われやすい状態となり、フケやかゆみ、抜け毛といった髪のトラブルを引き起こす可能性が高まります。
また、シャンプー後の頭皮は保護されていない「すっぴん状態」になり、乾燥がさらに進行しやすいのです。
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なお、頭皮の油分は顔や体より多く分泌されるため、乳液は必要ありません。
化粧水を使うべき2つの頭皮タイプ
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化粧水をつけるべき頭皮には、「乾燥タイプ」と「インナードライタイプ」の2つがあります。それぞれの違いを見ていきましょう。
乾燥タイプ
- シャンプー後に頭皮が突っ張ったように感じる
- フケやかゆみが起こりやすい
- 指で頭皮をこするとカサカサした感じがする
乾燥タイプの頭皮には保湿重視の化粧水を使用しましょう。
バリア機能の低下により頭皮内部の水分が逃げやすくなり、乾燥につながるためです。乾燥が進行すると、フケやかゆみ、炎症を引き起こします。
乾燥タイプの方は、化粧水で日々の保湿ケアを欠かさず行いましょう。
インナードライタイプ
- 頭皮の表面はベタつくのに、毛先や頭皮の奥はパサつきを感じる
- 夕方になると髪が脂っぽくなる反面、フケが気になりやすい
- おでこや頭頂部の皮脂が特に多いように感じる
インナードライタイプの頭皮は、表面がベタついている一方で、内部が乾燥している状態です。
頭皮の乾燥が続くと、皮膚が必要以上の油分を作り出し、頭皮環境の悪化をまねきます。化粧水で適切な水分補給を行い、過剰な皮脂分泌を抑えましょう。
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タイプ | 特徴 | 必要な対策 |
乾燥タイプ | バリア機能が低下している | 保湿重視の化粧水 |
インナードライ タイプ | 表面はべたつき 内部は乾燥している | 適切な水分補給 |
【発毛サロンオーナー直伝!】頭皮用化粧水おすすめ2選
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乾燥やインナードライでお悩みの方は、「水分不足」と「頭皮環境」の両方が課題です。頭皮用化粧水を使用して改善していきましょう。おすすめ商品を2つ紹介します。
- ハトムギ化粧水
- チャージローション
それぞれの特徴を解説します。
【おすすめ①】ハトムギ化粧水
ハトムギ化粧水は500mlで700円台と、コスパのよい化粧水です。
2002年発売のロングセラー商品で、保湿力に優れています。また、無香料・無着色・アルコールフリーで低刺激性のため、デリケートな頭皮にもやさしい使用感です。
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【おすすめ②】チャージローション
乾燥やインナードライ対策だけでなく、育毛をメインの目的として使いたいときは、チャージローションがおすすめです。
5つの成長因子が配合されているので、頭皮と毛根にアプローチしながら、毛穴詰まりも防いでくれます。育毛剤の効果を高めるブースターとしても活用できます。
乾燥対策はもちろん、さらに育毛効果を重視するなら、チャージローションを活用しましょう。
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【効果を最大化】頭皮への化粧水のつけ方と頭皮マッサージ
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化粧水をつける前後の手順やマッサージを正しく行うと、頭皮ケアの効果がグッと高まります。以下の3ステップで行ってみてください。
- 髪をしっかりと乾かす
- 頭皮に直接スプレーする
- 頭皮マッサージをする
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STEP1|髪をしっかりと乾かす
化粧水を使う前に、髪をしっかり乾燥させましょう。濡れた髪が化粧水を吸い込んでしまい、肝心の頭皮に届かなくなるためです。
お風呂上がりはドライヤーで頭皮を中心によく乾かし、髪と頭皮を清潔な状態に整えましょう。
STEP2:頭皮に直接スプレーする
化粧水は頭皮に直接スプレーすることで、均等に行き渡ります。分け目を作りながら生え際やつむじに向けてスプレーし、指で優しく広げてください。
化粧水を手に広げて塗ろうとすると髪に吸収され、頭皮に作用しなくなるので注意しましょう。
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STEP3:頭皮マッサージをする
頭皮マッサージで化粧水をしっかり浸透させましょう。頭皮を柔らかくし、血流を促進することで、髪が育つ環境を整えます。
1分でできる頭皮マッサージの手順を紹介します。
- 側頭部を指4本で下から上に持ち上げていく(×3セット)
- 生え際からつむじに向け指4本で円をかきながらマッサージ(×2セット)
- 手のひらでつつみこみながら、下から上にリフトアップ
こちらの動画でも解説していますので、ぜひ試してみてください。
化粧水だけでなく頭皮マッサージも習慣化して、頭皮の健康を維持しましょう。
【化粧水だけじゃない】頭皮の乾燥対策5選
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化粧水以外にも、頭皮の乾燥を改善する対策があります。ほかと組み合わせると、より効果が期待できます。
- アミノ酸系シャンプーに変える
- 紫外線を避ける
- 加湿器で乾燥対策
- 1日1.5~2Lの水を飲む
- ドライヤーの使い方を見直す
自分に合うものを試してみましょう。
1.アミノ酸系シャンプーに変える
アミノ酸系の洗浄成分は肌や髪にやさしく、保湿成分を残して乾燥を防ぐ効果があります。以下のステップで正しいシャンプー方法を覚えましょう。
- 湯でシャワーを浴び、指の腹で頭全体をクレンジングする
- 泡立てネットでシャンプーと水を使ってしっかり泡立てる
- 前頭部から後頭部にかけて縦洗いする
- 両耳から頭頂部に向かって横洗いする
- シャンプーとともに汚れを洗い流す
- 2回目の泡立てたシャンプーでマッサージする
- 2回目のシャンプーを洗い流す
詳しいシャンプー方法はこちらの動画をチェック!
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2.紫外線を避ける
紫外線を浴びると皮膚の奥で炎症が起こり、各層ラメラ(うるおいを保つための構造)が乱れてしまい、水分を失います。
紫外線対策として最も手軽で効果的なのは、紫外線を避けることです。頭皮は日焼け止めを使いにくいため、帽子や日傘を使いましょう。
帽子をかぶる前に、化粧水で水分を十分に補いましょう。
3.加湿器で乾燥対策
部屋の湿度を適度に保つことは、肌や髪だけでなく頭皮にとっても大切です。
常に空気にさらされている頭皮は、空気が乾燥すると、頭皮も乾燥してバリア機能が低下します。その結果、頭皮環境が悪化し、フケ、かゆみ、湿疹などの原因となることも。
また、乾燥は頭皮の血行を悪化させる要因の一つです。頭皮に必要な栄養が細胞に行き渡らなくなり、抜け毛が増えるだけでなく、質のいい髪が育ちにくくなる可能性もあります。
発毛や育毛を促進させたい方は、加湿器を使って頭皮の乾燥を防ぎましょう。
4.1日1.5~2Lの水を飲む
体の内側から水分を補うために、1日1.5〜2リットルの水を飲みましょう。
人間のカラダは7割以上が水分でできており、命をつないでいます。体内をめぐる血液やリンパ液も主成分は水で、栄養素も水に乗って体の隅々まで運ばれます。
水分を摂取できていなければ、体内に必要な栄養が充分に行きわたりません。
体の中からも髪や頭皮の健康にアプローチし、モイスチャーバランスを整えるためにも、毎日しっかりと水を飲みましょう。
5.ドライヤーの使い方を見直す
頭皮環境を整えるには、ドライヤーの使い方にも注意を払いましょう。
ドライヤーで髪をしっかりと乾かすと、頭皮内部の水分が飛んで失われている状態になります。このまま放置せず、化粧水で頭皮の水分を補いましょう。
反対に、ドライヤーが不十分だと、濡れた髪や頭皮から菌が繁殖しやすくなります。菌が皮脂を食べることで、かゆみや湿疹、炎症などのトラブルを起こしやすくなります。
正しいドライヤーの方法はこちらの動画を参照にしてください。
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【まとめ】化粧水は乾燥対策!頭皮や薄毛の改善はトータルケアが必要
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頭皮に化粧水を取り入れることで、乾燥を防ぎ、健康な髪を育てる土台を作れます。
ただし、化粧水だけで全ての頭皮トラブルが解決するわけではありません。アミノ酸系シャンプーや紫外線対策など、トータルケアを実践することが重要です。
この記事を参考に、今日から頭皮ケアを始めてみましょう!
スーパースカルプ寝屋川枚方店では、幅広く薄毛予防のサポートを行っています。頭皮環境を整える方法も、専門家の視点でアドバイスいたします。
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