今回は白髪と薄毛の関係性について説明します。
”白髪の人ははげない”というお話を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
そして、白髪が増えてくると次のような疑問や不安はありませんか。
- 白髪が多いとはげないって聞くけど本当なの?
- 本当だとしたら、逆に白髪が少ないとはげる可能性が高いってことなの?
- 白髪は予防できるの?
- 白髪を抜くとはげるって本当?
ご自身の白髪やはげで悩まれている方にとって、白髪と薄毛にどのような関係性があるか気になりますよね。
実際、発毛専門サロンである当店に通われるお客様からも、白髪と薄毛の関係性の質問を度々受けます。
結論から申し上げますと、白髪でもはげます。
白髪と薄毛の原因にはいくつか共通点があるのは事実ですが、”白髪だからはげない”という根拠はありません。
今回は白髪とはげの関係性についての説明していきます。
白髪になりにくい対策と白髪になってからの対策についてもお伝えしていきます。
現在白髪に悩まれている方の参考になれば幸いです。
目次
白髪が増えるメカニズムについて解説
白髪について正しく理解するために、初めに白髪ができるメカニズムについて解説します。
そもそも白髪ってなに?
白髪とは何らかの理由でメラニン色素が欠乏し、白くなった髪のことです。
髪の色はメラニン色素によって作られており、メラニン色素の量によって髪の色や色の濃さが決まります。
つまり、何らかの理由で髪の毛根部からメラニン色素を生成できなくなることで髪が白くなります。
白髪ってどうして増えるの?
白髪はさまざまな要因で増えます。
現在、国内外で白髪が増える原因について研究が進められていますが、現時点での白髪が増える主な要因は以下の通りです。
- 栄養不足
- ストレス
- 加齢
- 紫外線
- 睡眠不足
ちなみに若白髪の人は遺伝的要因で若くから白髪になっていることが多いです。
遺伝的にメラニン色素を生成しにくい体質は遺伝しやすく、小・中学生でも白髪が生える可能性もあります。
白髪とはげの関係性はある?両者の共通の原因3選
白髪とはげの関係性については医学的な根拠はありません。
つまり白髪でもはげてしまう方がたくさんいます。
ただ、白髪になる原因とはげる原因には共通するものがいくつもあります。
白髪とはげの両方の共通の原因を知ることで同時に予防することが可能です。
栄養バランスの乱れ
髪は食事から得た栄養素から作られているので、栄養バランスが乱れると健康な髪が育ちません。
髪の成長には亜鉛、カルシウム、髪の主成分であるタンパク質といったさまざまな栄養素が必要です。
健康な黒い髪は普段の食事から作られていることを意識して、栄養バランスのいい食事を心掛けましょう。
過剰なストレス
”ストレスがたまるとはげる” ”ストレスで白髪が増える”とよく聞きますよね。
ストレスはどのようにして健康な髪の成長を妨げるのか説明します。
ストレスではげる主な原因は頭皮の血流が悪くなって、髪に栄養がいきわたらないことです。
人はストレスを感じると自律神経が乱れ、体全体の血流が悪くなります。
さらに、人の体はストレスを感じると、体の防衛機能が働き”活性酸素”が生産されます。
活性酸素とは本来、体をウイルスから守る免疫機能の一つです。
しかし、ストレスを感じて活性酸素が生産され過ぎると、正常な細胞まで酸化させ細胞の老化を早めてしまいます。
そして毛母細胞が低下し老化が進むと、白髪やはげる原因につながります。
髪だけでなく、心身ともにストレスは万病の元です。
ストレスを完全になくすことは難しいですが、上手に発散して抱え過ぎないようにしましょう。
慢性的な睡眠不足
慢性的な睡眠不足は細胞の新陳代謝が低下して、白髪とはげの両方の原因になります。
睡眠時間は傷ついた細胞を修復したり、新しく細胞を作ったりする大切な時間です。
睡眠不足が続くと、髪のダメージが修復されず細くなり、メラニン色素も正常に分泌されにくくなります。
また、頭皮の新陳代謝も正常に行われなくなくなるので、髪に必要な栄養を届けることができません。
その結果、健康な髪が育たなくなり、白髪も増えてしまう可能性があります。
質の良い睡眠を続けることで細胞の新陳代謝が活発になり、若々しい髪を保つことが出来ますよ。
抜くとはげる?白髪を見つけた時の正しい対処法
正しく対処したいですね。詳しく解説します。
抜くとはげるので絶対にNG
まず初めに、白髪を抜くのは絶対にやめてください。
無理やり髪を抜くと毛根を傷つけ、その毛穴から毛が生えにくくなる可能性があるからです。
それに、白髪を抜いてもまた同じ毛穴から生えてきます。
白髪を抜く行為を繰り返していくと、毛穴がどんどん縮小して太い毛が育ちにくくなってしまいます。
その結果、白髪を抜き続けると細い毛が増えたり、毛が生えてこなくなり、ボリュームダウンしてしまいます。
数本の場合は根元から切る
白髪は抜くのではなく、はさみで根元から切ってください。
時間がたつと切った白髪が伸びてきますが、根元から切ればしばらく目立たなくなります。
白髪が数本ならこまめに根元から切る方法をおすすめします。
目立つ場合は白髪染めで”ヘナ”を使う
根元から切るのも白髪の量が多くなってくると大変ですよね。
白髪が目立ってきた場合は白髪染めを使うのがおすすめです。
しかし市販の白髪染めの薬剤の中には頭皮や毛根にダメージを与える成分が多いです。
美容室の白髪染めでも薬剤の成分は市販のものと大きな違いはありません。
そのため美容室で白髪染めをしてもらっても、頭皮がチクチクと痛く感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
もちろん、中には髪や頭皮に配慮している白髪染めを使っている美容室もありますが、近くにあるとは限りません。
白髪染めは定期的に使うことになるので、頭皮や毛根に優しい、天然成分の白髪染めである”ヘナ”を使用しましょう。
ヘナについては次の項目で詳しく解説します。
【発毛サロンオススメ】はげない白髪染めは”ヘナ”
ヘナとは何千年も昔から染料として髪などを染めるのに使用されているハーブのことです。
染料としての用途の他にも、止血や火傷、打撲、皮膚炎、皮膚病などの薬剤としても使用されています。
実はヘナには育毛効果もあり、薄毛予防や薄毛改善に効果的です。
ヘナの育毛効果やヘナを使った自宅でできる白髪染めの方法も詳しく解説しています。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
白髪&はげにならないために気をつけたいヘアケア
白髪とはげの原因には共通しているものが多いだけで、白髪でもはげることがわかりました。
この項目では白髪にもはげにもなりにくい対策として、日々気をつけたいヘアケアについて解説します。
食生活の改善
健康な黒い髪を作るには栄養バランスがとれた食事が重要です。
特に頭皮の毛穴の詰まる原因になる脂質が多い食事には要注意です。
皮脂が詰まった毛穴は炎症を起こす可能性もあり、健康な髪が育ちにくくなります。
「まごわやさしい」を意識して、栄養バランスがいい食事を心がけましょう。
ストレスへの対策
ストレスは白髪とはげ両方の原因になります。
現代はストレス社会とも言われており、自分なりのストレス解消法を見つけていく必要があります。
”最近ストレスがたまっているな”と感じたらまずは早く寝ることです。
よく眠ることで体の疲労が回復しますし、ストレスと戦うためのホルモン(副腎皮質ホルモン)も復活します。
深夜はストレスを感じやすい時間帯といわれています。
副腎皮質ホルモンが朝から晩にかけて徐々に少なくなって深夜に最低になるからです。
髪のためにも、考え事がたくさんあったり、ストレスを感じている時ほど早く寝ましょう。
紫外線への対策
紫外線はなるべく頭皮や髪に直接当たらないように工夫しましょう。
というのも紫外線は髪の内部や頭皮の奥深くまで届き、細胞を破壊してしまうからです。
日差しが強い日は帽子を被ったり、日傘をさしたりなど頭部を紫外線から守ることが大切です。
ただ帽子は汗でむれやすいので、定期的に脱いで汗をタオルでふき取ってくださいね。
もしも、海水浴やキャンプなどで長時間髪に紫外線を浴びてしまった場合は、早めに頭皮や髪のアフターケアをしましょう。
日焼け後にアフターケアが出来るかどうかが薄毛や白髪の分かれ目になります。
紫外線が髪に与える影響やアフターケアについて詳しく解説しているので良かったら確認してみてくださいね。
【まとめ】白髪の人もはげる 白髪とはげ防止のために食生活を改善しよう
白髪とはげになってしまう共通の原因について説明しました。
残念ながら、白髪だからはげないという根拠はありません。
つまり、”白髪だとはげない”は噂でしかなく、”白髪でもはげる”というのが現実です。
ただ、白髪は普段の生活習慣を見直すことで予防できますし、一度白髪になってしまってからでも諦める必要はありません。
”白髪になってからの対策”と”白髪になりにくい対策”を知って、白髪と薄毛を同時に予防しましょう。
白髪と薄毛を同時に何とかしたい場合は当店までご相談くださいね。
下記よりお気軽にお申込みください。 スーパースカルプ発毛センター寝屋川枚方店
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