現代社会に欠かすことのできないスマートフォン(いわゆるスマホ)。
ちょっとした検索やゲーム、常にスマホを触っている方は多いのではないでしょうか?
「自分はそんなことない」と思われるかもしれませんが、次のような心当たりはありませんか?









今回はスマホがはげる原因になる、ちょっと怖い話です。
スマホではげる2つの理由
便利なスマホですが、使い過ぎには注意しましょう。
いつの間にか、体に悪影響を及ぼしています。
スマホではげる理由には以下の2つがあります。
- 眼精疲労
- ストレートネック
それぞれについて詳しく解説していきます。
眼精疲労



スマホではげる。
スマホで検索してこのコラムを読まれている方も多いのではないでしょうか?
スマホのような明るい画面を長時間見ていると、知らない内に目に疲労が溜まってしまいます。
スマホは手元40㎝~70cmの距離を見ることが多く、ピントが近くに合いやすくなってしまいます。
近くを見ると、目の水晶体を膨らませる毛様体筋に負担がかかるので、眼精疲労の原因となります。結果として血流が悪くなったり、目のクマや首や肩のコリに繋がります。
血流が悪化すると、頭皮や髪の成長に必要な栄養が十分に届かなくなってしまいます。
その結果、髪の成長つまり発毛が不十分になり、はげる原因となってしまうのです。
ストレートネック



スマホを見るために、首を前に傾ける。
電車やバスで、そんな光景を目にしたことはありませんか?
首を傾ける動きはストレートネックの原因となります。
ストレートネックとは、頭が身体より前に出ることで、首の骨(頸椎)の前弯カーブが損なわれてしまい、頸部が真っ直ぐにストレートになることです。
頭の重さがダイレクトに首にのっかってしまうことで、首や肩、腰などのコリの原因になります。
頭皮に張り巡らされている血管は、首や顔の血管と繋がっています。
そのため、目の疲労や、肩こりからの血行不良によって、頭皮に悪い影響を与えます。
疲労感からくる顔や首、肩の血行不良が、薄毛の原因になるのです。
スマホではげたくないときの2つの対策と具体的手法
眼精疲労対策
目を酷使していて眼精疲労がひどいという人は次のような対策をすると症状が楽になります。
1時間に1回はパソコンやスマートフォンから目を離し、遠くを見る。
近くで凝り固まった目のピントを調整してあげましょう
外部刺激を軽減する
外部刺激を軽減させることも手段の一つです。
ブルライトカットのメガネや、スクリーンプロテクターで、外部刺激を軽減する事ができます。
ホットタオルで目の血流アップ
お風呂上がり等、一日の終わりにタオルをレンジで30秒~60秒程度チンして温めてます。
ホットタオルを目の上にのせてじんわりと温めましょう。
眼精疲労マッサージ



眼精疲労のマッサージもおすすめです。
眼球まわりの指圧をする事で、血流を改善できます。
眼球を押すのではなく眼球もまわりの骨を指圧します。
親指の腹を使って眼球の上の骨を押していきます。
眼球のまわりの骨をぐるりと押していくと疲労回復に効果的です。
目に良い栄養をとる
アントシアニン:ブルーベリー、カシス、ブドウ、イチゴ、ナス、青じそ等
アントシアニンは網膜に張り巡らされた毛細血管の「保護」、「強化作用」、「血液循環」を向上させる効果があります。
ビタミンA:人参、ほうれんそう、ニラ、ウナギ、ピーマン等
ビタミンAは目のビタミンとも言われています。
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康維持に関わっています。
また、ドライアイの防止効果もあります。
ストレートネック対策



ストレートネックの対策はまずは姿勢を正すことです。
特に座ったときに姿勢が悪くなりがちです。
以下の手順を参考にして、姿勢に気を付けて座るようにしてください。
- イスに深く座る
- 座骨がイスの座面に左右均等に当たるようにする
- 肩、膝の左右水平を意識する
ただし、姿勢の改善だけではどうしようもない痛みが発生している場合は無理せず、専門機関への受診をオススメします。
まとめ
もはや生活の一部となっているスマホ。
誤った使い方をすると、いつのまにか血流が悪くなり、はげてしまう原因になるかもしれません。
スマホの長時間使用は、若い世代に多いです。
これからの長い人生を考えて、はげてしまう原因と対策を知る事が大切です。
毎日使うものだからこそ、薄毛予防に努めましょう。