誰でも少なからずストレスはあるものです。
ストレスには精神的なものはもちろん、物理的、科学的、生物的なストレスがあります。
ストレスは私達の身体に、圧力・プレッシャーを与えています。
今回はストレスによる薄毛の原因と具体的対策についてお伝えします。
なぜストレスで薄毛になるのかを知って本日からストレスフリーで薄毛対策をしていきましょう。
目次
ストレスが薄毛を引き起こす3つの理由
ストレスが発生すると身体に多くの防御反応が働きます。
その防御反応中に抜け毛が増え、薄毛になってしまう原因が3つあります。
ホルモンバランスの乱れ
ストレスを感じてくるとイライラして、感情の浮き沈みが大きくなってきます。
強いストレス状態が続くと脳が過負荷になり、ホルモンを出す指令がうまくできなくなります。
それはストレス時に脳がホルモン分泌よりもストレス処理を優先してしまうからです。
脳の視床下部はストレス環境では命令がうまくできなくなり、その結果女性ホルモンのエストロゲンや成長ホルモンの分泌が低下して、抜け毛や薄毛の原因になります。
女性の薄毛の多くはストレスによるホルモンバランスの乱れによって引き起こされることが多いといわれています。
自律神経の乱れによる血行不良
ストレスは自律神経を乱します。
自律神経は血液循環や呼吸、消化、体温調節など生命活動を維持するうえで重要な役割をしています。
自律神経は特に交感神経と副交感神経にのバランスに大きく作用します。
過度なストレスから体を守るため交感神経が優位になりアドレナリンが過剰に分泌され、血管を収縮させ血流が悪くなります。
慢性的なストレスは自律神経を乱すことで髪の毛へも影響を与え、抜け毛、薄毛の原因になるんです。
労働安全衛生法が改正されて2015年12月からストレスチェックが義務付けられ実施している会社もあります。
法律が変わるほど現代社会にはストレスが広がっているのです。
例えば次にあてはまることはありませんか?
- よく眠れない
- イライラしている
- 不安だ
- 気がはりつめている
上記項目は過度なストレスによって自律神経が乱れた際に起こり得る症状です。
ストレスによる自律神経の乱れは血管が細い状態になり、頭皮の細部に栄養が届きにくくなってしまうのです。
頭皮は「うっ血」といって血行が悪くなり、皮脂分泌量も増加します。
結果として抜け毛が発生し、髪も育ちにくくなり薄毛の原因となります。
髪の毛に必要な栄養素が消費される
ストレスを感じると交感神経が優位になります。
交感神経が優位になると、ストレスホルモンとして知られる副腎皮質から放出されるコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールは抗ストレス効果が高いので、体の抵抗力を高めてくれます。
しかしながら、髪の成長に必要なビタミンやミネラルなどの栄養素がコルチゾール生成時に消費されてしまいます。
結果として栄養不足となり髪がやせ細って抜け毛、薄毛となります。
ご参考まで、実はこのコルチゾールは毛髪検査で測定できる時代なんです↓
こうした研究から分かるようにストレスホルモンのコルチゾールは重要なキーワードです。
もう一つのポイントが亜鉛です。
亜鉛は髪の成分であるケラチン生成に必要であり、薄毛対策に必要な栄養素と言えます。
亜鉛不足になるとケラチン生成ができなくなるため、髪のハリやコシがなくなり、抜け毛も増え薄毛の原因となってしまいます。
亜鉛ですが、ストレス環境時に多く排出される活性酸素の分解のために必要です。
ケラチンについて知りたい方は次の記事をお読みください。
ストレスがかかると髪を育てるために必要な栄養素が不足してしまうため、結果として薄毛になってしまうんです。
ストレスによる薄毛の特徴は?
じつはストレスによる抜け毛は忘れた頃にやってくるのが特徴です。
ストレスで抜け毛が増えると薄毛が進行しやすくなります。
健康な人のサイクルは成長期が2-6年、退行期が数週間、休止期から脱毛が3ヵ月~5ヵ月程度と言われています。
しかし、過度なストレスがかかると成長期から退行期への期間が短くなります。
すると結果として退行期+休止期の髪が多くなることで抜け毛が増えるのです。
抜け毛が増えた際には数ヵ月前に何か精神的なストレスがなかったか思い返してみてください。
物理的なストレスの特徴は夏の暑さや紫外線です。
夏が終わり秋に入ると抜け毛が多くなるように、髪にはストレスの影響があるのが分かります。
ストレスは精神的な内的要因だけでなく、外的要因も髪の毛や頭皮にストレスをかけます。
実際に当店で一番薄毛相談の多い季節は秋となっております。
夏のストレスで抜け毛が増え、薄毛で悩まれている方が多いことが考えられます。
ストレスによる薄毛が原因の脱毛症とは?
ストレスによる抜け毛、薄毛の原因についてお伝えしてきました。
前述したようにストレスが多いと皮脂分泌量も増えるため、男性はAGA(男性型脱毛症)、女性はびまん性脱毛症が進行しやすくなります。
次はストレスそのものが原因で発症しやすい脱毛症についてお伝えします。
円形脱毛症はストレス性による脱毛症と言われています。
しかし円形脱毛症の原因で多く言われているのが、自己免疫説でありストレスと関係ないという説も多いようです。
自己免疫は髪が生えるための毛母細胞を異物として攻撃し、円形のようなスポットで抜け毛として反応することです。
当店でも毛染めや縮毛矯正をきっかけに抜け始めたというお客様がおられます。
しかし、精神的なストレス過負荷な状況で発症したというお客様も多く、ストレスも円形脱毛のきっかけになっていると考えています。
ストレスによる薄毛・抜け毛を予防する5つの方法
自分の薄毛はストレスが原因では?
あるいはストレスを改善して薄毛の予防したい人は次の対処法を実践してみてください。
血流改善
前述したとおり、ストレスは血管を収縮させてしまいます。
そのため血行促進をして毛細血管を拡張させ、栄養を届けることが重要です。
すぐにできる血流改善の対策は以下の通りです。
- 体を温めること(目標体温は36.8℃)
- 水を1日2リットル以上は飲む(老廃物の除去)
- 有酸素運動を継続する
- 毎日のお風呂あがりのストレッチ
- シャンプーと一緒に頭皮マッサージも欠かさず行う
食生活改善
ストレスは髪を育てる栄養素を消費するため、バランスの良い食事をとることがポイントです。
食事は次のポイントが重要です。
- 油分や脂質が多い食物を控える
- ビタミン類、ミネラル、亜鉛等の栄養素を幅広く摂取する
- 「まごわやさしい」つまり和食を心がけた食生活を送る
もう少し食事について具体的に知りたい方は次の記事をチェックしてみてください。
睡眠環境を整える
ストレス解消の手段として有効なのが「睡眠」です。
ストレスがたまったら睡眠の質と量を心がけてください。
質のよいたっぷり睡眠はストレスによって乱れた自律神経を整える作用があります。
睡眠時は成長ホルモン、幸せホルモンのセロトニンも分泌されるため、ストレス軽減が期待できます。
ストレスのたまっている方は就寝時間も遅い傾向にあります。
忙しくてどうしても寝る時間が遅くなるときは、一度思い切って早めにスパッと寝て、朝型で活動する方が薄毛対策としてはオススメです。
ストレス解消方法をもつ
当店のお客様でストレスが原因で薄毛が進行している方の共通点があります。
趣味がないこと。
趣味はストレス解消の重要なポイントです。
読書、ランニング、買い物、友人とおしゃべり等、なんでも結構なので、自分なりにストレスを解消できる方法を持つことが重要です。
薄毛治療の専門家に相談する
- 鏡にうつる薄毛
- 洗面台に落ちる抜け毛
上記の現象、つまり薄毛の自分や抜け毛そのものがストレスになっている方も多くおられます。
そのような方は一人でもやもやと抱え込まずに一度、薄毛治療の専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
今の頭皮状態が客観的に明らかになるだけでもリラックスできるはずです。
薄毛の自分、抜け毛がストレスになっている方は当店にお気軽にご相談ください。
ストレスによる薄毛の3つの原因と具体的対策とは?まとめ
ストレスに戦うあなたに伝えたいことがあります。
仕事や人間関係のストレスは社会生活を送る上では避けては通れません。
そんなときはオススメの思考法があります。
このように、ある程度楽観的な気持ちで物事に対応していくことも重要です。
心配事の9割は起きないという情報もありますので、起きるかどうかわからない先のことを心配するよりも日々を大事に過ごしていきましょうね。
上記は極端な例でしたが、ストレスをためないポジティブな思考を身に着けることも大切なことです。
命あっての髪の毛です。ストレスと上手に向き合って薄毛も解消しましょう。
下記よりお気軽にお申込みください。 スーパースカルプ発毛センター寝屋川枚方店
・無料カウンセリング:60分
・お試し体験:120分 6,600円
住所:大阪府寝屋川市香里南之町27-30長楽604号室
Tel:072-833-9696(電話受付時間 9:00~19:00)
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