


医師に「フィナステリドは時代遅れ」と言われ、塗りミノを1年使っても生えなかった40代男性が、飲み薬を増やさずに3か月で改善しました。
この記事では、その症例をもとに、フィナステリドは本当に時代遅れなのか、塗りミノが効かない原因はどこにあるのかを発毛サロンの立場から解説します。
塗りミノの使い方を確かめるポイントも紹介するので、今のケアに手ごたえがない方は参考にしてください。
- フィナステリドもデュタステリドと同じく、ガイドラインでA評価の薬
- 塗りミノが効かない原因は、薬ではなく頭皮に残った汚れにあることがある
- 塗りミノは「1日2回」「1回1mL」「薄毛の箇所」にきちんと使えているか確認する

今回の記事はYouTube「【飲み薬無し】40代男性がたった3ヶ月で髪を生やした“ある習慣”とは?(塗りミノで生やす)」を参考に作成しました。動画で内容を確認したい人は、こちらをご覧ください。
塗りミノ1年で生えなかった40代男性が飲み薬なしで3か月で改善した経緯

まずは、この記事の土台になる症例を紹介します。
ドラッグストアの塗りミノを1年使っても生えず、皮膚科でデュタステリドを処方された40代の男性です。
この方が何を変えて3か月で変わったのかを知ると、自分の塗り方や頭皮を見直すヒントになります。
塗りミノ1年で効果なし!皮膚科のデュタステリドにも不安があった
この男性は、ドラッグストアで買った塗りミノを1日2回1年ほど使用していましたが、髪は生えてきませんでした。
そこで次の手段として皮膚科に通い、AGAの飲み薬であるデュタステリドを処方されて飲み始めます。
ところが2週間ほどで副作用が心配になり、医師にフィナステリドを使えないか相談したところ、「フィナステリドは時代遅れだよ」と言われたそうです。
それでもデュタステリドへの不安は消えず、飲み薬以外の方法を探して当店に相談に来られました。
デュタステリドを中止→塗りミノ継続と頭皮改善で3か月後に変化
デュタステリドはご本人の判断で中止し、塗りミノはそのまま続けました。
そのうえで当店で行ったのは、月1回の施術を計4回と、シャンプー・頭皮の化粧水・育毛剤を使ったホームケアの組み合わせです。
1年使ってきた塗りミノの効果を頭皮の側から高め、相乗効果で生やすことを目標としました。
3か月後には、つむじ周りにこれから太くなる髪がたくさん見られ、横の透け感が埋まり、生え際では産毛が伸びてきました。
飲み薬を増やさなくても、今ある塗りミノを生かすことで変化が出た症例ですが、実際には効果に個人差があることも覚えておいてください。
横や生え際、マイクロスコープの写真は「【40代男性】デュタステリドは飲みたくない!悩んだ薄毛がたった4回の施術で3カ月のスピード発毛」で紹介しています。

施術したコースとホームケアの中身
この方が受けたのは、4回限定の予防が目的のコースです。
月1回の施術を受けながら、シャンプー・頭皮の化粧水・育毛剤など、最低限のホームケアのやり方を身につけていただきました。
将来に備えて、まずは施術とホームケアを試してみたい方に向けた内容です。
ただし、薬を使わずに本格的に発毛を目指すなら、この回数では足りず別の発毛コースが必要です。

フィナステリドは時代遅れ?デュタステリドとの違いと当店の考え

医師に「時代遅れ」と言われたフィナステリドは、本当に古い薬なのでしょうか。
ここでは2つの薬の立ち位置と違いを押さえてから、当店の考えをお伝えします。
違いを数字で知っておくと、迷ったときの自分の中の判断材料が増えます。
フィナステリドもデュタステリドもガイドラインでA評価

フィナステリドとデュタステリドは、どちらも男性型脱毛症の診療ガイドラインで推奨度Aとされている薬です。
薄毛の原因になるのは、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素で変換されてできるDHT(ジヒドロテストステロン)です。
2つの薬はこの酵素の働きを抑え、DHTへの変換を防ぐことで薄毛の進行を抑えます。違いは抑える酵素の範囲で、フィナステリドはII型、デュタステリドはI型とII型の両方に作用します。
一方で、同じガイドラインでは塗りミノ(5%ミノキシジルの外用薬)もA評価です。
(参考:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版|日本皮膚科学会)
まずはA評価の塗りミノをきちんと使えているかを確かめる価値は十分にあります。
販売時期の違いと「時代遅れ」の本当の意味
日本での発売は、フィナステリド(商品名プロペシア)が2005年12月、デュタステリド(商品名ザガーロ)が2016年6月です。
10年以上の差があるので、デュタステリドの方が新しい薬なのは事実です。
ただし「時代遅れ」という言葉は、発売時期だけを指しているとは限りません。
薬を選ぶときは、古いか新しいかより効果と副作用のバランスで比べてください。

効果と副作用の差はどれくらい?数値の差と写真の差
フィナステリドは、日本人男性414人が参加した48週(約1年)の試験で、1mgを飲んだ人の58%が頭頂部の写真判定で「やや改善」以上になりました。
(参考:男性型脱毛症治療の現状と今後の展望|日本薬理学雑誌 2009)
デュタステリドは、よく「フィナステリドの1.6倍」と言われます。
これは0.5mgを24週使った人の、頭頂部の直径2.54cmの円の中の毛髪数の増え方を比べた数字で、通常量の0.1mgではフィナステリドとほぼ同じでした。
副作用は、それぞれの承認時の試験でフィナステリドが約4%、デュタステリドが約17%と報告されています。
ただしこれは別々の試験の数字で、同じ試験で並べて比べたときは大きな差は出ていません。
(参考:ザガーロカプセル 医薬品インタビューフォーム|グラクソ・スミスクライン)
数字の差だけで選ばず、副作用の不安や続けやすさも含めて考えてください。
詳しい比較は「抜け毛の原因はDHT?医薬品・天然成分を服用して薄毛対策をしよう!」で解説しています。


塗りミノを浸透しやすくする方法!生えない原因は頭皮にあった

症例の男性は、1年間塗りミノを朝晩使っていたのに生えませんでした。
その理由の1つは、薬ではなく頭皮にありました。同じことが自分の頭皮でも起きていないか、ここで確かめてください。

シャンプーしても残っていた薄毛隠しが浸透を妨げていた
この男性の頭皮をマイクロスコープで見ると、前日の夜にシャンプーした状態でも、うっすらとしみのような汚れが残っていました。
この汚れの正体は、併用していた薄毛隠し(ふりかけ・ファンデーションなど)です。シャンプーでは落としきれず、頭皮に残っていたのです。

洗浄すると上の写真のようにツヤのあるきれいな頭皮に戻り、この状態で塗りミノを使えば効果が出やすくなります。
薄毛隠しは使ってかまいませんが、使った日は夜のシャンプーで残さず落とすことを意識してください。

頭皮クレンジング後は育毛剤がすっと浸透する
塗りミノを使う前に目指したいのは、余分な皮脂がなく、乾燥もむくみもない頭皮です。
汚れを落としきる頭皮クレンジングは施術でないと難しいものの、毎日のシャンプーを変えることは自宅でもできます。
選ぶなら、育毛専門のアミノ酸系シャンプーにしてください。
アミノ酸系は洗浄力がマイルドで、頭皮への刺激を抑えながら汚れを落とすという、相反する条件を両立したものが多いからです。
シャンプー選びは「育毛効果を高めるアミノ酸シャンプー5選!薄毛を悪化させる成分も解説」を参考にしてください。

育毛シャンプーは塗りミノとセットで使うから意味がある
「育毛シャンプーだけで髪を生やしたい」と考えている方は、残念ながら難しいでしょう。育毛シャンプーの目的は、あくまで「頭皮改善」です。
塗りミノのような発毛剤や、頭皮の化粧水・育毛剤とセットで使ってこそ意味があると考えてください。

一方で、AGAが重度な方は塗りミノだけでは厳しいこともあります。
自分の薄毛の進み具合で塗りミノだけでいけるのかを知りたい方は、「【本音】フィナステリドだけで生える人、ミノキシジル併用が必要な人の違い」を参考にしてください。
塗りミノをきちんと使えていますか?確認したい3つのポイント

塗ったつもりになっていたり、量が足りていなかったりすると、せっかくの塗りミノの力を生かせません。

次の3つができているか確認してください。
- 使うタイミング|1日2回、乾いた頭皮に朝も塗る
- 塗る量|毎回1mL、1か月で1本が目安
- 塗る場所|鏡を見ながら薄毛の箇所から数cm広げる
3つともできていれば、使い方の面での準備は整っています。
1.使うタイミング|1日2回、乾いた頭皮に朝も塗る
よくあるのが、夜だけ塗って朝は塗らない使い方です。
しっかり生やしたい時期なら、夜はもちろん朝も塗るようにしてください。
塗るのは、髪と頭皮が乾いた状態がおすすめです。個人的な見解ですが、頭皮が濡れていると濃度の差が小さくなり、浸透しにくくなる可能性があります。
髪がバサバサになるのが気になる方は、次の順番で塗ってみてください。
- 朝起きたら真っ先に塗りミノを塗る
- 出かける直前まで頭皮に浸透させる
- 髪を濡らしてセットする
この順番なら、身支度の流れを大きく変えずに朝も塗れます。
2.塗る量|毎回1mL、1か月で1本が目安
国内で市販されている塗りミノは、1回1mLを計量できるタイプが多くあります。
1回1mLを朝晩使うと1日2mL、30日で60mLです。1本60mLなので、およそ1か月で使い切る計算になります。
そのため、1か月で1本を使い切れているかが、量を守れているかの目安です。
ただし製品の用法では、1回1mLは脱毛範囲の大小に関係なく守ることとされ、多く使っても効果は上がらず、副作用の可能性が高くなると注意されています。
(参考:リアップX5プラスネオ 一般用医薬品情報|PMDA)
効果がわかるまでには少なくとも4か月ほどかかるので、決められた量で続けてください。

3.塗る場所|鏡を見ながら薄毛の箇所から数cm広げる
塗るときは鏡を見ながら、薄毛の箇所にきちんと塗れているかを確認してください。
薄毛の箇所だけでなく、そこから数cmは塗り広げるのがコツです。生え際なら、これから生えてくるおでこ側にも塗っておきます。
つむじも、周りまで塗り広げるようにしましょう。
そして、毎回同じ箇所に塗り続けることが効果につながります。
使い方をもっと詳しく知りたい方は、「塗りミノが効かない人必見!発毛剤ミノキシジル失敗3大原因と正しい使い方」で解説しています。

【まとめ】薬を増やす前に、今の塗りミノと頭皮を見直そう

塗りミノを1年使って生えなかったとしても、その時間が無駄だったとは限りません。
浸透する頭皮と正しい使い方がそろえば、これまでの塗りミノが生きてくる可能性があります。
飲み薬を増やすかどうかは、塗りミノをきちんと使ったうえで決めても遅くありません。次の1本を使い切るまでに、頭皮の状態と塗り方を見直してみてください。
「自分の頭皮に薄毛隠しや皮脂が残っていないか、自分では見えない」と心配な方は、一度当店のお試し体験でご相談ください。
マイクロスコープで頭皮を一緒に確かめ、塗りミノが届く頭皮かどうかをはっきりさせます。


・お試し体験:120分 6,600円
下記よりお気軽にお申込みください。
スーパースカルプ発毛センター寝屋川枚方店
住所:大阪府寝屋川市香里南之町27-30 長楽ビル604号室
TEL:072-833-9696(電話受付時間 9:00~19:00)
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