エクステは、髪の毛の色や長さを自由に変えられるため、とくに女性に人気です。
最近では、芸能人やモデルの方だけでなく、一般の方々も日々のオシャレでにエクステを利用するようになりました。
エクステ利用者の中には、「薄毛を隠すために、エクステで髪のボリュームを出している」という方もいます。
しかし、せっかく髪の量を増やしても、「エクステをつけることで抜け毛が増えたらどうしよう…」と悩む方も多いです。
今回の結論はこちらです。
この記事では、エクステが髪に与える影響や、ハゲるリスクを減らす効果的なケア方法、安全なエクステ使用法までを詳しく解説します。
エクステをつけている方やこれから試してみたい方、将来の薄毛が気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
目次
エクステをするとハゲるって本当?
エクステを長期的に使用すると、ハゲる原因になります。
頭皮への負担を考えて、短期間での使用を心がけましょう。
また、エクステをつけたら、日々適切なケアをして、ハゲるリスクを最小限におさえることが大事です。
そもそもエクステとは、どのようなものでしょうか。
リスクや注意点と共にみていきましょう。
エクステとは
「エクステ」とは、「ヘアーエクステンション」の略です。
人工毛または人の毛を使用して、髪の長さやボリューム、カラーを変えるための美容技術、またはその毛束のことを指します。
かつらやウィッグとは異なり、自分の髪に一本一本直接つけるため、より自然な見た目になるのが特徴です。
美容室やエクステンション専門のサロンで施術され、芸能人やモデルだけでなく、最近では一般の方々にも広く利用されています。
エクステは、髪を長くするイメージが強いですが、インナーカラーなど、部分的な利用に取り入れる方も増えています。
気分やシーンに合わせて、髪の長さや色を変えて楽しめることで人気です。
最近の美容院では、薄毛をカバーする手段として増毛エクステが増えています。
増毛エクステは、自然な見た目を保ちつつ、髪のボリュームを増やす効果があります。
とくに薄毛や髪のボリューム不足に悩む方にとって、自信を取り戻す手段の一つとなっています。
エクステのハゲるリスク
エクステは、使用法やケアなど、基本的なルールを守らないとハゲるリスクがあることを覚えておきましょう。
一見、髪がフサフサに見える人でも、実は薄毛隠しのためにエクステをつけているかもしれません。
エクステは、比較的気軽に髪の量を増やすことができるからです。
しかし、自分の髪の根元部分に装着するので、ある程度髪が生えていないとエクステをつけることは難しいです。
また、装着する自分の髪や頭皮に大きな負担をかけるので、薄毛のリスクが高まります。
髪を洗うときも、エクステがついていることで頭皮までしっかりと洗えず、毛穴に皮脂や汚れがたまりやすくなります。
頭皮の汚れは、頭皮環境の悪化を招き、抜け毛が増えるので気をつけましょう。
髪を増やすためにエクステをつけたのに、逆にハゲる原因になってしまったら元も子もありません。
エクステにはハゲるリスクもあることを忘れずに、しっかりとケアをすることが大切です。
エクステによる牽引性(けんいんせい)脱毛症に注意
エクステが引き起こす髪のトラブルの多くが、牽引性脱毛症です。
牽引性脱毛症とは、髪の毛が強く引っ張られることで起こる脱毛症を言います。
エクステをつけると、その重みで髪がずっと引っ張られている状態になり、髪が抜けやすくなるのです。
また、髪が絡まったとき無理にひっぱると、地毛ごと抜けてしまい部分的にハゲてしまうこともあります。
健康な頭皮がひっぱる力に対する許容範囲は、1本あたり50グラムの力と言われています。
ただし、長時間引っ張りつづける場合は、許容範囲内でも抜けてしまうので注意しましょう。
エクステ使用時にハゲるリスクを減らす方法は?
適切なケアをすることで、ハゲるリスクは最小限におさえられます。
この章では、ハゲるリスクを減らすためのシンプルで実践的な方法を紹介します。
髪はマッサージするようにやさしく洗う
髪を洗うときは、指の腹で頭皮をやさしくマッサージするように洗いましょう。
決してゴシゴシ洗ってはいけません。
エクステ部分をゴシゴシ洗うと、せっかくつけたエクステが取れてしまったり、髪が絡まってしまったりとよいことがないからです。
ただし、「エクステが取れないかな?」と不安になって皮脂の洗い残しが多くなると、雑菌が増殖しやすくなり、逆に抜け毛の原因になってしまいます。
エクステの装着部分を崩さないように、やさしくいたわりながら、ていねいに揉み洗いしましょう。
マッサージで毛穴の汚れを落とすイメージで行うとよいでしょう。
無理な洗い方をすると、エクステが取れてしまうだけではなく、地毛まで一緒に抜けてしまうこともあるので注意が必要です。
また、シャンプーは直接頭皮に原液をつけて泡立ててはいけません。
必ず泡立て用ネットや手でしっかり泡立ててから、頭皮にやさしくつけましょう。
やさしく洗い、汚れをしっかりと落とし、十分にすすぐことで、髪とエクステを長く健康に保てるでしょう。
ていねいにブラッシングする
エクステが取れてしまったり崩れてしまったりするタイミングは、主にブラッシングのときです。
エクステは絡まりやすいので、こまめなブラッシングが必要です。
雑なブラッシングをすると、頭皮をひっぱる原因になり、髪や頭皮への負担が増えてしまいます。
ブラッシングをする際、髪をひっぱる力は約500グラムから1キロと言われています。
地毛はひっぱる力が髪全体に分散されるので、1本の毛にかかる力は小さいのですが、エクステ部分は力が1箇所にかかってしまい、髪が抜けてしまうことがあります。
ブラッシングをするときは、根元を手でしっかりと持ち、毛先の方から少しずつとかしていくようにしましょう。
そうすることで、強い力でひっぱっても根本まで力が伝わらず、抜け毛防止になります。
自分が思っている以上に、ブラッシング時には髪に負担がかかっていると思いましょう。
また、女性はブラシで髪をとかす以外に、手ぐしで整えることも多いですよね。
このときも、絡まった毛をグイっとひっぱってしまうと髪が抜けてしまいます。
無意識に髪をさわってしまうクセがある人は注意しましょう。
ドライヤーでしっかり乾かす
エクステをつけているときは、ドライヤーで髪を完全に乾かすように心がけ、半乾きの状態を作らないようにしましょう。
エクステは接着面を含め、地毛よりも乾きにくいです。
地毛を乾かすのと同じ要領でドライヤーを当てていても、なかなか乾かないことがあります。
最後までしっかり乾かさないと、エクステが取れやすくなるだけでなく、雑菌が発生して、かゆみや匂いの原因となります。
忘れずに保湿する
髪の色や長さを自由にアレンジして、オシャレを楽しむエクステですが、綺麗に長持ちさせるためには、保湿をすることが大事です。
保湿は、エクステが長持ちするだけではなく、フケやかゆみもおさえられます。
毎日忘れずに保湿するには、お風呂の後につける洗い流さないトリートメントがオススメです。
ハゲるリスクをおさえる正しいエクステの使用法とは?
「ハゲるのは嫌だけど、エクステをつけて色々なヘアスタイルを楽しんでみたい!」とお考えの方も多いでしょう。
正しいエクステの使用法を知ることで、好きなヘアスタイルを長く綺麗に保ち、髪にボリュームをもたせることもできます。
ハゲるリスクを最小限におさえ、エクステを長持ちさせるための重要なポイントを3つご紹介します。
エクステの種類は慎重にえらぶ
エクステは、髪に装着する方法がいくつかあり、種類によって特徴も様々です。
主なエクステの種類はこちらです。
- シールエクステ
- 編み込みエクステ
- 超音波エクステ
- プルエクステ
シールエクステ
シート状のシールで、地毛にエクステを装着します。
細い髪の人や前髪にもオススメです。
つけ心地が軽くて、地毛になじみやすいという特徴があります。
装着強度はそれほど強くはありませんが、頭皮への負担も最小限におさえられます。
編み込みエクステ
代表的な装着方法で、多くの美容室で採用されています。
地毛の根元部分にエクステを編み込み、装着します。
髪にボリュームを出したい人や長持ちさせたい人に人気です。
超音波エクステ
超音波をあて、髪の毛用の接着剤で地毛とエクステをつける方法です。
接着面が小さく、目立ちません。
取るときは、髪の毛に除光液をつけてペンチで潰すという工程のため、自分で簡単にオフできないのはもちろんのこと、地毛や頭皮への負担も大きいです。
他の方法より値段が高く、取り扱うサロンも少ないです。
プルエクステ
エクステの先端についている紐と地毛を結んで装着する方法です。
結び目が小さく、目立ちにくいという特徴があります。
自分で取るときは、接合部の紐をハサミで切る必要があります。
そのときに、地毛を切ってしまわないよう気をつけましょう。
美容室など正規取扱店で取り外しをすることをオススメします。
抜け毛を防ぐために美容院を活用する
エクステは、つけるときにも費用がかかりますが、取るときにも3,000円程度の費用がかかります。
「オフは自分でやっってしまおう!」と考える方も多いですが、自分で取ろうとすると、誤って地毛を切ってしまったり頭皮に大きなダメージを与えたりすることも。
お金と手間はかかりますが、資格を持ったプロの美容師さんにエクステを外してもらいましょう。
エクステの使用は短期にする
エクステは種類によって差はありますが、通常1~2ヵ月ほど綺麗な状態がつづき、適切なケア次第では、長くて3か月ほど楽しめます。
しかし、長期間エクステをつけると、頭皮への負担は蓄積されます。
頭皮を休ませる期間を作りましょう。
具体的には、エクステをオフすると同時にまた新しいエクステをつけるのではなく、一定期間はエクステをつけずに頭皮を休ませることです。
まとめ|エクステでハゲるリスクを避けるには適切なケアが必要
今回は、エクステが髪の毛に与える影響とハゲるリスクについて詳しく解説しました。
エクステは、髪の長さを変えるだけではなく、全体をボリュームアップできたり、髪色を部分的に変えたりと様々なオシャレが楽しめます。
ただし、長期的なエクステの使用はハゲる原因になります。
とくに薄毛隠しとしてエクステを使うときは、頭皮への負担は避けられないので一時的な使用を心がけましょう。
そして、適切なケア方法を身につけ、ハゲるリスクを回避することも大事です。
今回学んだ毎日のケアをしっかり行い、エクステを楽しみましょう。
「エクステで頭皮が弱ってしまい、実際に抜け毛が増えてしまった」
「将来の抜け毛や薄毛になるのが不安……」
「薄毛予防に毎日のヘアケアのアドバイスがほしい」
という方は、お気軽に当店にご相談ください。
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