

雨で濡れると髪が心配になりますよね。
今回は「雨に濡れるとはげるのか?」について説明します
“雨に濡れるとはげる”というお話、皆さんも一度は聞いたことがありませんか?
結論から申し上げると、雨が直接的に薄毛の原因になる可能性は極めて低いです。
しかしながら、雨に濡れたまま放置すると薄毛の原因に繋がってしまいます。
この記事では、次の2点について詳しくお伝えします。
- 「雨に濡れるとはげる」と言われる噂の真相
- 雨に濡れてしまったときの正しい対処法
この記事を読んで、雨に濡れても正しく対処すれば、はげる心配はないということを理解してもらえたらと思います。
目次
雨に濡れるとはげる理由は?

雨ではげてしまうイメージがあるのは酸性雨が大きな原因の一つと考えられます。
酸性雨は木を枯らしたり、長い年月をかけて銅像を酸の力で腐食させたりと、植物や物質に対してとても強い影響があります。
そのため「酸性の雨が髪にあたるとはげてしまいそう!」というイメージが生まれていると考えられます。
まずは酸性雨が髪や頭皮に与える影響を説明していきます。
酸性雨は髪へのダメージが大きい
酸性雨とは大気汚染の影響などによる二酸化硫黄(SO2)や窒素酸化物(NOx)の濃度が高い酸性の雨のことを言います。
酸性雨はコンクリートを溶かし金属に錆を発生させるなど、建物に被害を与えます。
また、森林を枯らす被害も問題視されている雨です。
雨に混じった汚れが頭皮にダメージを与える
雨の中には、大気中に浮遊している排気ガスやチリ・土ぼこりなど目には見えない汚れがたくさん含まれています。
特に降り始めの雨は空気中の汚れや酸性物質を多く取り込んでいるので要注意です。
雨に含まれた汚れが頭皮に残り、毛穴がつまると頭皮や髪にダメージを与えてしまいます。
結果として頭皮環境が悪くなり、薄毛を促進してしまいます。
濡れて放置すると雑菌が繫殖する

雨で濡れた頭皮をそのままにすると、髪の中が蒸れて高温多湿の状態になります。
すると、皮脂を好む常在菌が増えやすくなり、頭皮のかゆみ・赤み・フケ・においにつながることがあります。
特に皮脂が多い方は、頭皮トラブルが出やすくなるため注意が必要です。
発毛サロンの現場でも、雨や汗を放置した後に、毛穴まわりのベタつき、黄色っぽいフケ、頭皮の赤みが目立つ方を見かけます。
雨そのものより、「濡れた頭皮を不衛生なまま放置すること」が発毛環境を悪くする原因になります。

濡れた状態はキューティクルがはがれやすい状態なので、髪を守る機能も低下している不安定な状態です。
雨で濡れた頭皮は冷えや血行不良の原因に
雨で髪や頭皮が濡れたままだと、水分が蒸発するときに頭皮の熱が奪われ、冷えやすくなります。
頭皮が冷えると血管が縮み、血の流れが悪くなることがあります。
髪を作る毛根には、血液によって酸素や栄養が運ばれているため、血行が悪い状態が続くと、発毛・育毛にとってよい環境とはいえません。
実際、発毛サロンでも頭皮をやわらかくし、血のめぐりを整えることは大切なケアの一つです。

髪は雨でダメージを受けやすい
次は髪の構造について説明していきます。
1本の髪は、大きく分けると3つの部分からなり、一番外側をキューティクル、中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。

キューティクルは半透明のうろこ状のものが平たく4~10枚重なって、髪の内部組織を守る働きをしています。
しかし、水に濡れると柔らかくなり、欠けたりはがれたりしやすい状態になります。すると髪を守る働きが十分に出来なくなってしまいます。
また、キューティクルは髪を乾燥から守る働きもしています。
そのためキューティクルがはがれることで、髪が乾燥し、切れ毛や抜け毛に繋がります。
つまり雨に濡れることで髪を守る働きが弱まり、切れ毛や抜け毛に繋がる可能性があるのです。
雨に濡れたときの具体的な対策は?

それでは実際に雨に濡れてしまったときはどうすればよいのでしょうか?
具体的な対策についてお伝えします。
雨が降り出したら、傘をさすか帽子をかぶる
突然の雨降りの場合、傘の持ち合わせがないこともあると思います。
傘がなければ帽子をかぶり、髪や頭皮に直接雨がかからないように工夫しましょう。
帽子もなければ、ハンカチやマフラーなど、なんでもいいので手持ちのもので工夫して、雨から頭を守りましょう。
帽子は薄毛の大敵である紫外線にも効果的ですので次の記事を参考にしてみてだくさい。
雨に濡れたらすぐに乾かす
突然の雨でどうしても雨に濡れてしまうこともあると思います。
その場合はできるだけ早くハンカチやタオルなどで水分を拭き取りましょう。
ドライヤーがあれば雨を乾かすことも重要です。

身体も冷えますので風邪をひかないように!
早めにシャンプーをする
前述したようにタオルやハンカチで雨をふき取ったとしても、その日のうちにシャンプーすることがポイントです。
雨はほこりや汚れがたくさんついていますのでシャンプーで清潔にしましょう。
具体的なシャンプーの仕方はこの記事を参考にしてみてくださいね。
梅雨時はとくに頭皮ケアを丁寧に

梅雨時は、雨だけでなく湿度の高さにも注意が必要です。
頭皮が蒸れると、もともと頭皮にいる常在菌のバランスが乱れやすくなります。
とくに汗や皮脂が多いのに、シャンプーで汚れを落としきれていないと、皮脂を好むカビの一種であるマラセチア菌などが増え、フケ・かゆみ・においの原因になることがあります。
こうした頭皮トラブルが続くと、毛穴まわりの環境が悪くなり、抜け毛が気になりやすくなることもあります。
ただし、洗いすぎも乾燥や刺激につながるため逆効果です。
梅雨こそ、やさしく洗ってしっかりすすぎ、根元まで乾かすケアを見直しましょう。
雨の日の抜け毛はAGAに気づくサインかも
「雨に濡れたあと、抜け毛が増えた気がする」と感じても、雨だけが原因とは限りません。
雨で髪が濡れると、すでに抜けていた毛や自然に抜ける予定だった毛が、濡れた髪にくっついてまとまって見えることがあります。
そのため、実際より抜け毛が多くなったように感じる場合があります。
また、濡れた頭皮を放置すると蒸れやすく、一時的に頭皮環境が悪くなることもあります。
ただし、抜け毛が何週間も続く、生え際やつむじが薄くなってきた、髪が細くなったと感じる場合は、AGA(男性型脱毛症)が進んでいる可能性もあります。
雨はあくまで気づくきっかけで、本当の原因は別にあるケースも少なくありません。
まとめ

今回は”雨ではげるのか?”をテーマにお伝えしました。
結論として、雨に濡れたとしても、すぐにはげてしまう可能性は低いです。
しかし、雨に濡れてもふかずに長時間放置した結果、頭皮環境が悪化して薄毛に繋がる可能性は大いにあります。
- 雨が降り出したら傘をさすか帽子をかぶる
- 雨に濡れたらすぐに乾かす
- その日のうちにシャンプーをする
この3点に注意すれば、「雨ではげる」ことを気にする必要はありません。
この記事を読んでいただいた方の中で「雨は気にしなくていいことがわかったけど、薄毛や抜け毛が気になる」という方は他に原因がある可能性が高いです。
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最近、抜け毛が多くなったなぁ。
もしかして最近雨に濡れたから!?