美意識の高いママたちの間で、「ナイトキャップ」がひそかに注目を集めています。
髪がツルツルになって寝ぐせもなくなる!と口コミで広がっていますが、次のような心配もあるようです。
- 髪を押しこんで、抜け毛が増えない?
- 頭皮に悪影響はない?
- 使ってはいけない場合もあるのでは?
「髪に良い」と思ってナイトキャップを購入しても、逆に頭皮を傷めたり、ハゲてしまっては本末転倒です。
今回の結論はこちらです。
ナイトキャップは、頭皮や髪の毛を保護し、乾燥を防ぐ効果があります。
ただし、使い方を間違うと頭皮の状態を悪化させ、抜け毛やハゲる原因になることも。
正しいかぶり方を知り、自分に合ったナイトキャップを使用しましょう。
この記事を読めば、ナイトキャップの効果や正しい使い方、頭皮を守るための注意点などがすべてわかります。
目次
ナイトキャップってなに?
ナイトキャップは、名前のとおり「夜寝るときにかぶる帽子」です。
もともとは中世のヨーロッパ諸国で、
- 防寒
- シラミなどの寄生虫予防
などを目的に使用されていました。
現在では、たくさんの種類のナイトキャップが販売され、いろんな店舗やネットでかんたんに手に入ります。
お値段は、1,500円〜3,000円くらいで、素材もシルクやコットンとさまざまです。
現在は、美容のため購入される方が多いです。
- 寝ぐせ防止
- 頭皮の保湿
- 髪の摩擦防止
- 髪のツヤ出し
- 寝具のダニから頭皮を守る
就寝時の髪の乾燥を防いで、うるおいを保ってくれるので、朝起きたときにツヤのある髪になれるというメリットがあります。
特に冬場や髪が絡まりやすい人、乾燥しやすい人にはオススメです。
ナイトキャップの効果
ナイトキャップは、寝ている間に髪が受けるダメージをおさえてくれます。
具体的にどのような効果があるのかを見ていきましょう。
摩擦をおさえて抜け毛予防
成人の頭の重さは、約4〜6キログラムといわれています。
つまり、就寝時にまくらと接している頭部や髪の毛には、かなりの重みがかかっているのです。
数回寝返りをうっただけでも、髪の毛は枕との摩擦で常にダメージを受けている状態です。
薄毛が気になっている人は、髪が細くなっていることも多いため、摩擦による切れ毛や抜け毛に気をつけなければなりません。
ナイトキャップをかぶることで、摩擦を防いで抜け毛を予防するのに期待できます。
寝ぐせを予防する
夜寝るとき、リラックスした状態でごろんと横になり、そのまま寝てしまった経験はありませんか?
朝起きると、ひどい寝ぐせがついていたり、髪が絡まったりすることもしばしば…。
ナイトキャップは、就寝時に髪の毛をキレイに整えてキャップ内に収納します。
寝ぐせはもちろん、髪の絡まりも防げるので、気持ちのよい朝を迎えられます。
頭皮の乾燥を予防する
ナイトキャップは、頭皮を保護し、乾燥から守ってくれます。
頭皮の乾燥などから「かゆみ」が発生し、寝ている間に無意識にかきむしってしまうことがあります。
ナイトキャップをかぶっていると、頭皮を直接かいてしまって傷つけるようなこともありません。
ナイトキャップは、このように就寝時の頭皮を保護する役割も担ってくれます。
頭皮の乾燥は、フケやかゆみなどの頭皮トラブルの原因になります。
頭皮トラブルは、抜け毛が増えてハゲてしまう可能性があるので注意しましょう。
フケや頭皮の乾燥について詳しく知りたい方はこちらを参照してみてください。
ナイトキャップがハゲルる原因になる?注意点を知っておこう
本来、髪や頭皮に良い効果が得られるはずのナイトキャップですが、間違ったかぶり方をすると逆効果になることも。
ナイトキャップでハゲてしまうことのないように、注意点を知っておきましょう。
髪が濡れたままの使用は控える
髪が濡れたままの状態でナイトキャップをかぶってしまうと逆効果です。
寝ぐせがつきやすいだけでなく、髪の中のタンパク質や水分が流れてしまうからです。
シャンプーなどのCMで「キューティクル」という言葉を耳にすることがありますよね。
「キューティクル」は、ケラチンというタンパク質でできていて、髪の表面を覆っている保護膜です。
ここで知っておきたいことは、
キューティクルは「湿度や温度が上がると開く性質を持っている」ということ。
しっかりドライヤーで髪を乾かしておかないと、キューティクルが開いた状態のままナイトキャップをかぶることになります。
就寝という長い時間に、髪内部の大事な成分が流出し、ハゲる原因にもなってしまいます。
ナイトキャップを髪の毛が濡れたまま使用するのは控えましょう。
キャップ内の蒸れを防ぐ
夜中に汗をかきやすい方は、ナイトキャップ内が蒸れてしまう可能性が高いです。
キャップ内が蒸れて高温になると、雑菌が繁殖して頭皮環境の悪化につながります。
汗や皮脂によって毛穴が詰まってしまうと、ハゲるリスクも高まってしまいます。
ナイトキャップは、できるだけ通気性の良い素材を使用するか、頭皮に汗をかきやすい人は使用を控えるなど、慎重に検討しましょう。
血行不良のリスクがある
ナイトキャップが、頭部の血行不良の原因になる場合があります。
とくに、起床時にナイトキャップの跡が、おでこについてしまっている場合は要注意!
サイズが窮屈すぎると、頭部の血流が悪くなってしまいます。
頭部の血行不良はハゲる原因になるので、自分に合ったサイズのナイトキャップを選ぶことが大事です。
かぶり方に注意する
ナイトキャップのかぶり方を間違うと、睡眠の質が落ちたり、髪が常にひっぱられる状態になったりして危険です。
ロングヘアの場合、髪の毛を中に包みこんで、頭のてっぺんに置くイメージでかぶりましょう。
後頭部に髪がたまってしまうと、枕との間で髪がボコボコして寝苦しくなります。
また、髪をかきあげてオールバックでかぶってしまうと、髪がひっぱられて頭皮に負担がかかります。
髪をひっぱった状態で長時間寝てしまうと、ひどい場合は牽引性(けんいんせい)脱毛症など引き起こすことも。
ハゲるリスクが高まりますので、髪を強くひっぱる形になるかぶり方は避けましょう。
こまめに洗濯する
健康状態の良い人は、季節関係なく、一晩で約コップ1杯分の寝汗をかくといわれています。
ナイトキャップは汗や皮脂を吸収してくれるので、こまめに洗濯して清潔にしておきましょう。
寝汗は体温を調節し、眠りを深くしてくれます。
質の良い睡眠はハゲ対策にもなります。
睡眠と薄毛の関係を詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照してみてください。
ナイトキャップの正しい選び方を知ろう
自分に合ったサイズ・素材のものを見つける
ナイトキャップは、自分に合った素材・サイズを見つけましょう。
寝ている間、頭が締めつけられる感じがしたり、ゆるすぎて脱げてしまっては逆効果です。
汗をかきやすい人は、吸湿性の高いシルク製のナイトキャップが良いでしょう。
化学繊維のナイトキャップは、蒸れやすいので避けた方がよいでしょう。
サイズがきつくて頭部を締めつけてしまうと、血流が悪くなってしまいます。
血行不良はハゲるリスクが高まりますので、少し大きめのサイズを選ぶか伸縮性のあるタイプを選びましょう。
フリルやリボンなど装飾をチェックする
皮膚が弱い人やかぶれやすい人は、フリルやリボンなどの装飾がないものを選びましょう。
寝ている間に、ナイトキャップのフリル部分がずっとおでこに当たっていると、それだけでかゆみが出たり、赤くなってしまったりする場合があるからです。
スペアを用意する
ナイトキャップは、スペアを用意しておくと便利です。
スペアを持っておけば、洗濯の回数を増やしたり、ナイトキャップの傷みを予防したりと、毎日安心して使用できるからです。
ナイトキャップは、基本的に毎日洗って清潔なものを着用しましょう。
薄毛にはナイトキャップ以外の選択肢も検討する
ナイトキャップは、間違ったかぶり方をしてしまうとハゲるリスクが高まってしまいます。
薄毛が気になる場合は、ナイトキャップ以外の選択肢を検討してみましょう。
薄毛の原因は、生活習慣や毎日の食事、ヘアケアの習慣などさまざまです。
ナイトキャップや育毛剤を試してもなかなか効果が実感できない方は、薄毛ケアのアプローチの方法が間違っている可能性があります。
まずは、現在の髪の健康状態や薄毛の進行状況、薄毛ケアのアドバイスをしてもらえる専門家へ相談することをオススメします。
まとめ|ナイトキャップの間違った使い方はハゲる原因に!自分に合ったものを選ぼう
ナイトキャップは、頭皮や髪の摩擦ダメージを減らし、乾燥や寝ぐせなどを予防する効果もあります。
とくに、冬場や髪が乾燥して絡まりやすい人にはオススメです!
ただ、間違ったかぶり方をすると頭皮環境が悪化し、ハゲるリスクが高まることも。
ナイトキャップを使用するときは、正しいかぶり方で、自分に合った素材やサイズを選ぶようにしましょう。
残念ながらナイトキャップには薄毛改善効果はありません。
ナイトキャップを使用しながらも、抜け毛や薄毛が気になる方はぜひ当店にご相談ください。
今の頭皮の状態を詳しくお調べしたうえで、一人ひとりに合った最適な薄毛改善方法を提案します。
下記よりお気軽にお申込みください。 スーパースカルプ発毛センター寝屋川枚方店
・無料カウンセリング:60分
・お試し体験:120分 6,600円
住所:大阪府寝屋川市香里南之町27-30長楽604号室
Tel:072-833-9696(電話受付時間 9:00~19:00)
営業時間 9:00~20:00
定休日:日曜日
ネット、LINEのお申込みは24時間365日対応
当店監修のシャンプー・育毛剤の購入はこちら