女性のヘアロスを防ぐには「頭皮を健康な状態に保つこと」が大切です。
自覚症状があり、深刻なヘアロスに悩んでいる場合は、早めに専門家に相談しましょう。
人の平均寿命ものびて、どんなに医療や美容の技術が上がったとしても、加齢による身体の衰えは止められません。
今回の結論はこちらです。
女性は40歳を過ぎたころから、このような症状でお悩みの方が多くなります。
- つむじが目立つようになってきた
- 常に髪がパサついている
- 髪のボリュームがダウンした
この記事を読めば、ヘアロスの症状や原因から対策法まで分かります。
ヘアロスとは
ヘアロスとは、いろいろな原因により髪の毛が薄くなってしまうことです。
「Hair(髪)」と「loss(減少・失う)」の英単語が語源となっています。
とくに近年、比較的若い女性の間でもヘアロス(薄毛)が増加傾向にあり、雑誌などにも特集が組まれるなど注目されているワードです。
肌も髪も加齢によってツヤやハリが無くなってきます。
加齢を止めることはできませんが、そのスピードをゆるめることは可能です。
きちんと知識をつけて、少しでもヘアロスのスピードを遅らせましょう。
何もしなくてもキレイな髪は何歳まで?
何もしなくても美しい髪は20代までです。
年を重ねることで確実に人間の体は老化していきます。
35歳前後は「お肌の曲がり角」と言われますが、若いころとは違って、髪もお肌と同様に「髪の曲がり角」なのです。
- 血流を良くする
- ストレスをためないようにする
- 頭皮のスキンケアを怠らない
これらに気を付けて、いくつになっても美しい髪でいられるようにしたいですね。
加齢による髪のボリュームダウンについて
加齢による髪のボリュームダウンは、女性ホルモンの低下が大きく影響しています。
量も多く、一本一本が太くてツヤツヤしていた10代20代を過ぎると、女性ホルモンの低下と共に毛量も減って髪が細くなってくるからです。
女性ホルモンには2種類あります。
- エストロゲン
- プロゲステロン
髪に多くの影響を与えるのはエストロゲンです。
出典:内閣府ホームページ (男女共同参画白書 平成30年版)
エストロゲンの分泌のピークは20代後半で、それ以降は年齢と共に低下します。
分泌量が低下すれば髪の成長もゆるやかになり、髪がボリュームダウンしていきます。
ヘアロスの症状
ヘアロスの症状とはどのようなものか、詳しく見ていきましょう。
抜け毛が気になる
抜け毛が気になり始めて、頭頂部のつむじが広がってきたら、要注意です。
目に見える薄毛は、ヘアロスが進行している証拠だからです。
抜け毛が多く、心配な場合は、専門家に相談するのがよいでしょう。
食生活や紫外線対策など、自分でできるケアだけでは、改善が難しいからです。
アホ毛が増える
加齢により髪が細くなると、髪が途中で切れてしまってアホ毛が増えてしまいます。
髪をくくっても、ピョンピョンと出てくるアホ毛には、本当に悩まされますよね。
対策は、ドライヤーの熱を髪の根元に当ててから、冷風で冷やすと落ち着きます。
アホ毛専用のワックスやスティックタイプの整髪料も便利です。
髪がパサパサになる
パサパサの髪の毛は、見た目も老けて見えてしまいます。
美しい髪は「湿度」が常に保たれている艶やかな状態です。
肌と同じで、エアコンなどがきいている場所に長時間いると、空気が乾燥して髪もパサパサになってしまいます。
部屋の空調や湿度にも注意して、髪が乾燥しないように気をつけましょう。
臭いが気になる
汗をかくと加齢臭が気になりますが、頭皮も同じで頭皮臭が気になるときがあります。
とくに頭皮は、顔に比べて皮脂の分泌量が多く、髪があるので蒸れやすく臭いが発生しやすい環境にあります。
もっとも簡単な解決法は、アルコールを含まないウェットティッシュで頭皮を拭くことです。
清潔に保つことが大事なので、整髪料やシャンプー・リンスもしっかり洗い流すようにしましょう。
効果的なシャンプー方法はこちらの記事を参考にしてみてください↓
【育毛効果UPの基本】育毛に必要なシャンプーの選び方と発毛サロン直伝シャンプー方法を知ろう
ヘアロスの原因と対策
「体の健康は、髪の健康」と言っても過言ではありません。
不健康な状態で、つややかな髪を手に入れることはできないからです。
次のことに気をつけて、健康な体と髪を維持しましょう。
偏った食生活
「たべることは生きること」と言われるくらい体の健康を維持する上で、食生活は大事です。
栄養が偏ってしまうと髪や肌に悪影響を与えます。
髪は「ケラチン」というタンパク質からできているので、髪の健康維持のためにも、タンパク質を多めに摂りましょう。
とくに大豆や亜鉛は、女性のヘアロスにオススメの食材です。
こちらの記事も参考にしてみてください↓
薄毛改善に亜鉛が必要な理由。オススメの食べ物と効果的な食べ方とは?
ストレス
ストレスは、自律神経を乱し、体の免疫力を低下させます。
血流が悪くなったり、不眠になったりと体のいたるところに影響があり、女性のヘアロスの原因となります。
ストレスをためないように、読書や友人とのおしゃべりなど、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
ストレス対策については、こちらの記事を参照にしてみてください↓
ホルモンバランスの乱れ
女性は妊娠、出産、授乳など一生を通じてホルモン分泌が変わり、髪の状態もそれに伴い変化しやすいです。
とくに40代半ばごろの更年期になると女性ホルモンは急激に低下します。
女性ホルモンが低下すると、髪質が悪くなったり、抜け毛になったりと髪の衰えが目に見えてわかってきます。
ホルモンバランスが乱れる原因となる過度なダイエットや喫煙は避けましょう。
女性ホルモンの乱れによる薄毛対策はこちらの記事で詳しく解説しています↓
間違ったホームケア
間違ったホームケアをすると、ヘアロスを悪化させてしまいます。
頭皮は、これから生えてくる髪を育てる土壌です。
顔と頭皮は繋がっているので、顔と同じようにていねいなケアが必要です。
- 汚れを落として清潔にする
- 血行促進をする
- 保湿する
これらをしっかり守って頭皮をケアしましょう。
また、上質な睡眠は心身ともに疲れをとり、脳を休めることができます。
ぐっすり質のよい睡眠をとることが、抜け毛予防につながります。
薄毛と睡眠の関係については、こちらの記事で詳しく解説しています↓
血流が悪い
「血のめぐり」が悪いと、ヘアロスの原因になってしまいます。
女性はとくに貧血にも注意が必要です。
頭皮まで十分な血が行き届かないと、頭皮が健康な状態を保てないからです。
貧血を防ぐために鉄・タンパク質・亜鉛を積極的にとりましょう。
鉄分の吸収を高めるビタミンCを一緒にとると効果的です。
貧血によるヘアロス対策はこちらの記事を参考にしてみてください↓
【症状別】正しいヘアロス対策でエイジレスな髪を保とう
症状別に対策をまとめました。
各自の症状と照らし合わせて、正しいヘアロス対策をしましょう。
びまん性脱毛症
女性に多い脱毛症の一つが「びまん性脱毛症」です。
部分的ではなく、全体的に薄毛の症状が出るのが特徴です。
- 髪の量が減ってきた
- 分け目だけではなく、全体的に透け感がある気がする
頭皮全体にこのような脱毛の症状があらわれます。
ストレスや過度なダイエット、偏った食生活が原因です。
個人差がありますが、薄毛の進行が気になり「びまん性脱毛症かも」と思ったら、早めに専門家に相談するとよいでしょう。
女性男性型脱毛症(FAGA)
生え際を中心に薄毛が進行するのが女性男性型脱毛症(FAGA)です。
女性でもM字後退・U字ハゲ・O字ハゲなど男性特有の症状が見られます。
ホルモンバランスの乱れが原因です。
- バランスのよい食事
- 質の良い睡眠
これらを心がけて、ホルモンバランスを整えましょう。
産後脱毛症(分娩後脱毛症)
出産の経験がある女性は産後脱毛症に悩まされた方も多いと思います。
産後2〜3か月で抜け毛が増え、1年くらいで落ち着く場合が多いです。
1年以上経過してもまだ抜け毛が止まらないときは、別の脱毛症の可能性があるので、早めに専門家に相談しましょう。
牽引性脱毛症
髪を一つにギュッと結ぶスタイルは、清潔感もあり多くの女性が好んで選ぶヘアスタイルです。
学生のポニーテールも可愛いですよね。
しかし、このヘアスタイルは牽引性(けんいんせい)脱毛症を引き起こす可能性があります。
髪を引っ張ることによって頭皮と毛根に負担をかけてしまいハゲてしまうのです。
長い髪を一つにまとめると結構な重さもあり、頭皮への負担になります。
また、きつく髪をしばることにより、頭皮の血行も悪くなってしまいます。
長時間結ぶとハゲる原因になるので「毎日ポニーテール」というのは避けた方が無難です。
まずは、髪型や分け目を変える対策からはじめましょう。
円形脱毛症
円形脱毛症になると、頭髪の一部分が円形に抜け落ちてしまいます。
発毛サイクルの乱れによって、次に生えてくるはずの髪が育たずにそのまま抜け落ちていきます。
生活習慣をあらためて、ストレスをためない生活を送ることが大切です。
今日からできる生活習慣の改善は、こちらの記事を参考してみてください↓
https://superscalp-neyagawa.com/lifestyle-habit/
まとめ|自覚症状のある女性のヘアロスは専門家に診てもらおう
女性にとってヘアロスは深刻な問題です。
女性のヘアロスは、正しい予防法を知ることで改善できます。
日々の生活習慣に気を付けて、対策していきましょう。
髪は女性の印象を大きく左右するので、できるだけ綺麗で健康な状態を保ちたいですよね。
食事と生活習慣を見直して「毎日続けられること」を取り入れましょう。
髪は死滅細胞なので「傷んだ髪をつややかで健康な髪に戻す」ことは非常に難しいです。
今ある髪も大切ですが、頭皮を健康にしてこれから生えてくる未来の毛が、強い毛であるように整えることが一番大切です。
自覚症状があってヘアロスで悩んでいる方は、当店にお気軽にご相談ください。
スーパースカルプ発毛センター「女性の発毛症例」のまとめ記事はこちらをご覧ください。↓
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