大豆イソフラボンについて次のように思っていませんか?
- 大豆イソフラボンが薄毛に効果があるって聞いたことがある
- 女性ホルモンに似ているから、薄毛に効くらしい
- ホントのところ、大豆製品は薄毛に効果的なのか専門家の考えを知りたい
今回の結論はこちらです。
私は現在、薄毛改善専門の発毛サロンを運営し、たくさんの方の薄毛改善のお手伝いをしております。
しかしそんな私自身も、10代の頃から薄毛に悩み数々の薄毛に効果があると言われる商品を試しては失敗してきました。
薄毛を改善するには正しい知識と日常生活での小さな意識の積み重ねがとても重要です。
「なんとなく効果がありそう」という考えがむしろ逆効果になってしまうケースも少なくありません。
そこでこの記事では、大豆イソフラボンが薄毛改善にオススメな理由について解説します。
この記事を読むと、大豆イソフラボンを活用しながら日常生活で薄毛改善・育毛が期待できる行動をとれるようになります。
- 今よりも健康的で若々しい髪を手にいれたい人
- 将来の薄毛予防として日常生活でなにか対策をしたい人
- 髪だけでなく美容効果も期待したい人
これらに当てはまる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
大豆イソフラボンのAGA改善効果は検証中。薄毛予防にはオススメ
大豆イソフラボンはAGAに関係がある「悪玉男性ホルモン」という酵素の働きを抑える効果が期待できると示唆されています。
悪玉男性ホルモンという酵素が活発になると、抜け毛を引き起こすキッカケになります。
ところが、大豆イソフラボンはその働きを抑えてくれる役割をもっているので薄毛の予防に効果があると言われているのです。
確かに一部の研究では大豆イソフラボンが悪玉男性ホルモンを抑制することが示唆されているようですが、まだ調査中であり、現時点で断定することはできません。
AGAについての詳しい内容はこちらで解説しています。
そのため、AGAの予防効果を期待して大豆イソフラボンをとるというより、タンパク質の摂取、そして健康のためにとることをオススメします。
AGA対策よりも育毛、薄毛予防がメインです。
さらに大豆イソフラボンは育毛、薄毛予防だけでなく、次の項目で説明する効果もあるので説明していきます。
薄毛予防だけじゃない!大豆イソフラボンがオススメの理由
大豆イソフラボンの効果は育毛・薄毛予防だけではなく、以下の効果が期待できます。
- 生活習慣病の予防
- 肌がキレイになる
- ダイエット効果
それぞれ詳しく解説していきます。
生活習慣病の予防
大豆イソフラボンは生活習慣病の予防にも効果があると言われ、その研究が進んでいます。
「日本生活習慣病予防協会」によると、大豆を食べることで糖尿病リスクやコレステロールを低下させることが分かっています。
肌がキレイになる
大豆イソフラボンは肌の調子を整えて、キレイにしてくれます。
これは大豆イソフラボンが女性ホルモンの一種『エストロゲン』と似ているためです。
ほかにもタンパク質を中心に豊富な栄養素を含んでいるため、“天然のサプリメント”とも呼ばれています。
ダイエット効果
大豆に豊富に含まれるタンパク質は、体の基礎代謝を活発にし脂肪の燃焼を高める効果があります。
また、サポニンという成分が血液中の余分な脂質を洗い流す効果があると言われており、肥満予防に効果的です。
大豆イソフラボンを多く含む食材
以下の表は、内閣府食品安全委員会という機関が、食品100gのなかに大豆イソフラボンがどれだけ含まれているかをまとめた表です。
(大豆イソフラボンアグリコンとしてmg/100g)
食品名(検体数) | 含有量 | 平均含有量 |
大豆(11検体) | 88.3〜207.7 | 140.4 |
煮大豆(3検体) | 69.0〜74.7 | 72.1 |
揚げ大豆(1検体) | 200.7 | 200.7 |
黄粉(2検体) | 211.1〜321.4 | 266.2 |
豆腐(4検体) | 17.1〜24.3 | 20.3 |
凍り豆腐(1検体) | 88.5 | 88.5 |
おから(1検体) | 10.5 | 10.5 |
金山寺みそ(1検体) | 12.8 | 12.8 |
油揚げ類(3検体) | 28.8〜53.4 | 39.2 |
納豆(2検体) | 65.6〜81.3 | 73.5 |
味噌(8検体) | 12.8〜81.4 | 49.7 |
醤油(8検体) | 0.7〜1.2 | 0.9 |
豆乳(3検体) | 7.6〜59.4 | 24.8 |
厚生科学研究(生活安全総合研究事業)食品中の植物エストロゲンに関する調査研究(1998)より
どれも身近な食材ばかりであることがわかります。ちなみに表内の「黄粉」とは“きな粉”のことです。
大豆イソフラボンを摂取する目安
農林水産省によると、大豆イソフラボンの摂取量の上限値は1日あたり70〜75mgと決められています。
日本食を食べる機会が少なくなった現代では、1日あたり20mg程度しか大豆イソフラボンを摂取できていません。
今までよりも、少し意識して大豆食品を口にするようにすることから始めていきましょう。
豆乳は大豆イソフラボンを多く含むので薄毛予防にオススメ
大豆イソフラボンを多く含み、手軽に飲める豆乳は薄毛予防に効果が期待できます。
コップ1杯(200ml)でおよそ50mgの大豆イソフラボンを補えます。
どこでもすぐに買えて、その場で飲める。そして無理なく続けられる。
カロリーも低く、ほかにもたくさんの栄養を含んでいるので髪の成長を促すにはもってこいです。
調整豆乳と無調整豆乳の違いとは?
豆乳には「調整豆乳」と「無調整豆乳」の2種類があります。
JAS規格として、大豆の固形分がどれくらい含まれているかでどちらになるかが決まります。
調整豆乳 | 無調整豆乳 | |
原料 | 大豆、糖、塩、油脂、香料など | 大豆のみ |
大豆固形分 | 6%以上 | 8%以上 |
味 | ほんのり甘く、大豆特有のクセが弱い | 大豆そのものの味がダイレクトに伝わる |
無調整豆乳でも、原材料名に遺伝子組み換えではない大豆を使用した無調整豆乳を選びましょう。
発毛の観点からすると、砂糖や添加物はよくありません。
そのままで飲みにくい場合は、青汁を入れたり、料理に使用するなど工夫して摂取するようにしましょう。
摂りすぎるとよくない?大豆イソフラボンのデメリット
大豆イソフラボンに効果を期待してたくさん摂りすぎてしまうと、お腹を下してしまう恐れがあるので注意が必要です。
大豆に含まれる不溶性食物繊維という成分が、腸を刺激して体の外へ排出する動きを活発にさせるからです。
適量であれば便秘の解消につながりますが、明らかに過剰に摂取してしまうと下痢を引き起こす原因になります。
ただし、このようなケースは過剰に摂りすぎてしまった場合です。
どんなに体によい成分もたくさん摂ればよいというものではありません。何事も適量を心がけましょう。
まとめ|美容にも効果大!大豆イソフラボンで薄毛予防をしよう
大豆イソフラボンは髪の成長をサポートするのにピッタリな栄養素です。
大豆イソフラボンを含む食材は育毛だけでなく健康にも良いので積極的に食べましょう!
育毛のほかにも次の3つに効果が期待できます。
- 生活習慣病の予防
- 美肌効果
- ダイエット効果
また、大豆イソフラボンを多く含む食材でオススメなのが豆乳です。
大豆の栄養素が凝縮された飲み物なので、コップ一杯で十分に栄養が摂れます。
将来薄毛になりたくない人、薄毛改善を図りたい人はぜひ積極的に飲むようにしてみてください。
ただし、たくさん摂っても結局は食品です。
すでに進行している薄毛そのものは改善できません。
現在、薄毛に悩んでいる人は専門家に診てもらうようにしましょう。
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