- 薄毛が気になって育毛剤を使っているのに、なかなか発毛効果を感じない
- 育毛剤と発毛剤の違いがわからない
- より効果的な育毛剤の使い方を知りたい
育毛剤を使っている方でこのように感じたことがある人は多いのではないでしょうか。
薄毛の対策で育毛剤を使っているのに効果を実感できないと不安になりますよね。
さっそく今回の結論はこちらです。
育毛剤は抜け毛対策としては有り。発毛効果は期待しない方がベターです。
育毛剤の育毛効果を高めるには頭皮の環境を整えることが不可欠です。
育毛剤で発毛を期待したいのであれば、専門家に相談を。
今回の記事では、育毛剤が効かない原因とその対策について解説していきます。
少しでも参考になれば幸いです。
目次
育毛剤が効かない理由とは
育毛剤が効かない理由として、次の6つが考えられます。
- 育毛剤の効果を勘違いしている
- 毛穴に皮脂が詰まっている
- すでに薄毛が進行している
- 育毛剤の成分があっていない
- 使用期間が短い
- 生活習慣などが乱れてしまっている
それぞれ順番に解説していきますので、自分自身に当てはまるか振り返ってみましょう。
育毛剤の効果を勘違いしている
「育毛剤を使って髪の毛を生やす」
この認識は間違いです。残念ながら、育毛剤に発毛効果はありません。
そもそも育毛剤の目的は頭皮を清潔に保ち、髪が育ちやすい環境を整えることです。
つまり、「抜け毛を予防する」ことを目的としています。
抜け毛の予防を目的として使用しているならOKですが、髪の毛を生やすことを目的として使用していても効果はありません。
毛穴に皮脂が詰まっている
頭皮の毛穴に皮脂が詰まっていると、育毛剤を塗布しても毛根に行き渡らず効果が出にくいです。
人の肌は常にターンオーバーを繰り返しており、古い皮膚から順にはがれ落ちます。
しかし、シャンプーを雑にしてしまったりすると、古くなった皮膚が頭皮の皮脂と混ざり、毛穴に詰まってふさいでしまうのです。
この状態で育毛剤を使用しても、効果は非常に出にくいと言えます。
すでに薄毛が進行している
育毛剤は頭皮の環境を整えて、今ある髪の毛を健康的に育てるためのものです。
すでに薄毛が進行している人だと、毛根が弱っているため効果を得られない可能性が高いです。
そのような場合、育毛剤ではなく発毛剤を使用するなど別の方法を考える必要があります。
育毛剤の成分が合っていない
使用している育毛剤のタイプと頭皮の相性が合っていないと、育毛剤がかえって逆効果になることもあります。
人の頭皮環境は大きく皮脂の分泌が活発な「脂性タイプ」と、皮脂や水分が少ない「乾燥タイプ」の2つに分けられます。
たとえば頭皮環境が乾燥タイプの人がアルコール成分を多く含んだ育毛剤を使用していると、頭皮はかえって乾燥してしまうことがあるのです。
なぜならばスーっとした爽快感を出したりするアルコール成分は蒸発しやすく、同時に頭皮の水分も一緒に奪ってしまうためです。
使用期間が短い
育毛剤を使ったからと言って、すぐに効果が出るわけではありません。
毛髪周期には生え変わるサイクルがあり、育毛剤はあくまでも髪の毛の成長を補助するだけです。
毛髪周期のサイクルは人によって異なりますが、最低でも数か月単位で根気強く使い続けることが必要です。
生活習慣などが乱れてしまっている
どれだけ自分に合った育毛剤を使っても、生活習慣が乱れていては効果が出にくいです。
乱れた生活習慣では健康的な髪の毛や頭皮環境は作れません。
食事、睡眠、運動といった健康的な生活を意識することが大切となります。
育毛剤の効果を高めるために
せっかく育毛剤を使うなら、その効果を最大限受けられるようにしたいですよね。
次の3つを行えばきっと効果は今よりも高められますのでぜひ実践してみてください。
- 正しいシャンプーを行う
- 頭皮をマッサージする
- 生活習慣を整える
それぞれ順に解説していきます。
正しいシャンプーを行う
シャンプーは頭皮環境を整える役割があり、毎日行う行為となりますので、やり方が大切となります。
髪の毛や頭皮の汚れをキレイに落とすことで、育毛剤が浸透しやすくなります。
正しいシャンプーとは、低刺激で頭皮や毛穴の余分な皮脂や汚れを取り除きつつも、適度にうるおいを残すことです。
洗浄力が強いシャンプーでゴシゴシ洗ってしまうと、必要なうるおいまで奪ってしまい頭皮が荒れやすくなるので注意が必要です。
そのため、適度な洗浄力をもつアミノ酸シャンプーを使うようにしましょう。
具体的な方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【育毛効果UPの基本】育毛に必要なシャンプーの選び方と発毛サロン直伝シャンプー方法を知ろう
頭皮をマッサージする
頭皮をやさしくマッサージすると、血流がよくなり、育毛剤が浸透しやすくなります。
血流をよくする理由は、薄毛や抜け毛の原因の一つとして、頭皮の血行が悪いことがあげられるからです。
髪の毛は血液によって運ばれてきた栄養を吸収して育つので、マッサージで血流を上げることで健康的な髪の毛が育ちます。
育毛剤を頭皮に塗布したあとは、頭皮を指の腹でやさしくマッサージしてあげましょう。
頭皮マッサージについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
生活習慣を整える
生活習慣を整えることで、健康的な髪の毛を育てる土台をつくることができます。
乾いた地面に一生懸命、肥料を与えても植物は育ちません。
反対に、しっかりと耕された土に肥料を与えれば、植物はどんどん育っていきます。
食事は脂っこいものを避け、栄養バランスが良い和食を中心にとるようにしましょう。
睡眠も夜更かしをせずに、早寝早起きを心がけ十分な時間が確保できるようにしてください。
また、日常の中でちょっとした運動を取り入れるとさらによいです。
【即実践】薄毛に良い食べ物と、やめるべき薄毛が悪化する4つの食べ物習慣
育毛剤が効かないと感じる場合の対処法について
上記で紹介した方法でなかなか効果を感じられないという人は、次の2つをさらに試してみてください。
- 3か月以上継続して使ってみる
- 専門家に相談する
それぞれ順に解説していきます。
3か月以上継続して使ってみる
育毛剤を使用するうえで大切なのは、根気強く使い続けることです。
髪の毛の生え変わりのサイクルを正常に戻していくためには、どうしても時間がかかってしまいます。
少なくても3か月以上は継続して使ってみて、髪の様子を見るようにしましょう。
専門家に相談する
育毛剤を使用しているのに、なかなか効果を感じられないという場合は、発毛サロンなどの専門家に相談することをオススメします。
発毛の専門家に直接診てもらうことで、自身の状態に合わせた適切なアドバイスや施術が受けられます。
頭皮ケアだけに限らず、食事や睡眠といった生活全般のアドバイスも受けられるので効果を実感しやすいです。
もし迷っているのであれば、ぜひ相談してみてください。
まとめ｜育毛剤は抜け毛予防なら有り。発毛効果は期待できない。薄毛の進行を止めたいのなら専門家に相談しよう
今回は育毛剤が効かない原因について解説しました。
育毛剤が効きにくいケースは次のとおりです。
- 育毛剤は抜け毛の予防であって発毛効果はない
- 育毛剤の成分が頭皮と合っていない可能性がある
- 短期間での効果は見込めない
- 生活習慣が乱れてしまっている
育毛剤は髪の毛を健やかに育てるために使うものなので、発毛効果を期待するなら発毛剤を使用するようにしましょう。
また、頭皮の環境が整っていないとその効果も薄れてしまいます。
正しいシャンプーを行い、マッサージすることで頭皮の血流をよくするようにしてみてください。
ただし、頭皮はデリケートなので傷つけないように、力の入れすぎには注意が必要です。
そして、生活習慣を見直して改善できるところがあれば少しずつ変えていきましょう。
頭皮環境を整えて、健康的な髪の毛を育てるには時間がかかります。
一人では難しいと感じるのであれば、専門家のアドバイスを受けながら取り組むのがオススメです。
当店でもカウンセリングを行っておりますので、薄毛や抜け毛で悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。
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・無料カウンセリング：60分
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