薄毛は遺伝するの?遺伝したとしても、薄毛を止めることはできるのだろうか?
と考えている方も多いです。
結論からお伝えすると薄毛は遺伝します。
しかし、遺伝の薄毛でも対策すれば改善できます。
「薄毛と遺伝」について頑張って説明します!(メガネ装着!)
それでは薄毛と遺伝の関係性、遺伝に対する抵抗手段についてお伝えしていきます。
目次
薄毛は遺伝するのか?
薄毛の原因として遺伝的要因が挙げられます。
薄毛の遺伝子が存在するため、薄毛になりやすい家系はあります。
例えば、お父さんの薄毛は頭頂部から薄くなるO型タイプだと、息子の薄毛も頭頂部から薄くなるO型タイプということはあります。
他の人よりも薄毛になりやすい遺伝子を持っているからです。
薄毛になりやすい遺伝子とは?
男性の薄毛の場合、ほとんどの方がAGA(男性型脱毛症)です。
AGAになる理由を簡単に説明すると、5αリダクターゼという酵素と男性ホルモン(テストステロン)が結合して、悪玉男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)に変換します。
悪玉男性ホルモンがアンドロゲンレセプター(AR)という遺伝子と結合することで、毛乳頭から脱毛を誘発する因子が分泌され、脱毛が促進されてしまいます。
この「AR遺伝子」をもつと薄毛になりやすいと言われています。
詳しくAGAについて知りたい方は次をチェックしてみてください。
体の設計図のことで親から子へ渡す情報のこと。人間の体は約60兆個の細胞からできており、細胞の中には核があり、核の中には23対46本の染色体が収められている。染色体の中にDNAがあり、A(アデニン)、G(グアチン)、C(シトミン)、T(チミン)という4種類の塩基の並びがある。DNAの中の数%が遺伝情報をもっており、遺伝子と呼ばれいる。
男性ホルモンが多いと薄毛になるのは本当か?
よく「毛深くて男性ホルモンが多い男はハゲる」と言われていますが、けっしてそうではありません。
男性ホルモンの量は遺伝しますので、親が毛深いと子も毛深くはなります。
しかし毛深い人は全員が薄毛になるわけではありません。
男性ホルモンの量よりも、悪玉男性ホルモンがAR遺伝子と結合することが男性が薄毛になる要因です。
当店でもすね毛も胸毛も薄い、すべすべの人が薄毛で悩んでこられます。
ただ、経験的に遺伝で男性ホルモンの量が多い方はAGAが発症すると重度レベルまで進行しやすい傾向にあります。
薄毛遺伝子を持っている人はどんな人?
遺伝による薄毛の影響は約70~80%であり、薄毛に間接的に影響を与えているといわれています。
遺伝子の影響が顕著に表れるのは男性のみであることも特徴です。
先のAR遺伝子はX染色体上にあるため、母親の祖父母から遺伝します。
よくある噂で「母方の祖父が薄毛だと、その子どもも薄毛になりやすい」というのは染色体(DNA)の遺伝きています。
また、常染色体の3q26や20q11にも疾患関連遺伝子の存在が知られており、父親の薄毛が息子の薄毛に関連しています。
薄毛の遺伝は調べることはできる
現在、AGAが遺伝しているかどうかAGA遺伝子検査キットで調べることができます。
AGAの遺伝的リスクは「中程度」でした(微妙)
現在、日本で行われているAGA遺伝子検査は唾液を摂取して専門機関に送り、遺伝の検査結果が返ってくることが主流です。
病院でも行われていますが、たいていは外部検査機関へ依頼しています。
内容としては主にAR遺伝子上の「c,a,g」という三つの塩基と「g,g,c」の三つの塩基が繰り返す数の合計を調べる検査です。
この数の大小でAGAになるリスクを診断してくれます。
ただ、このAGA遺伝子検査はAGAリスクとの相関ないという報告もあります。
あくまで人よりも遺伝で薄毛になるリスクが高いだけです。
遺伝のリスクが高いからと言って必ず薄毛になるわけではありませんので安心してください。
また、その逆で薄毛の遺伝のリスクが低くても、環境要因が悪ければAGAになる可能性は十分にありますのでご注意ください。
薄毛の遺伝は治らないは間違い!
薄毛は遺伝の側面も確かにあります。
家族や親戚に薄毛の人がいると「いつか自分も…」と不安になるかもしれません。
私自身も「父親みたいな頭になりたくない」と20歳からミノキシジルを使い、薄毛恐怖症になり、一心不乱に薄毛対策をしてきました。
ただ、これまでに説明してきた遺伝的要因はあくまで科学的に実証されている薄毛の原因の一つです。
遺伝ではない科学的に実証されていないことの方が薄毛には関連性が高いと考えています。
生活習慣の乱れによる頭皮環境の悪化、ストレスや栄養不足、そして血行不良等です。
遺伝以外に薄毛になりやすい要因があるのであって、必ず薄毛になるわけではありません。
むしろ、日々の積み重ねが薄毛を引き起こすのです。
日頃から髪に良い生活習慣を心がけ、遺伝に対抗しながら将来の薄毛を予防していきましょう。
薄毛の遺伝に対する対策法
薄毛の遺伝の可能性が高くて、将来の薄毛をどのように予防すればいいのでしょうか?
ポイントはAGAの予防です。
- 頭皮を清潔に保つ
- バランスの取れた食事
- アルコール、飲酒を控える
- ストレスを溜めない
- 紫外線対策
- 質の良い睡眠
具体的な内容はこちらの記事をお読み下さい。
薄毛の遺伝リスクの高い方は特に毎日コツコツと愚直にやり続けることが重要です。
遺伝で薄毛になる理由。遺伝の薄毛は治らない?まとめ
「自分の薄毛は遺伝だからどうしようもない」と悲観することはありませんし、遺伝なんかで自分の髪を諦めてはいけません。
確かにあなたのお父さん、おじいさんの頭を見ると遺伝のリスクは分かるかもしれません。
今からでもできる遺伝による薄毛対策を少しでも早く行うことをオススメします。
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特に遺伝は専門的用語が多いので分かりやすく説明するのじゃ。