抜け毛の毛根に皮脂がべったりとついて、気になったことはありませんか?
実は毛根にべっとりと張り付いた皮脂があると、あなたの薄毛対策が無駄になってしまう可能性が高いです。
せっかく薄毛対策のために育毛剤を使っても効果を得られなくなることも。
次のチェックにあてはまりませんか?
- 頭皮が匂う
- 洗髪しても翌朝にはべたつく
- 抜け毛が多い
1つでもあてはまった場合は抜け毛の毛根を確認してみてください。
毛根にまで皮脂が付着している可能性があります。
抜け毛の毛根のチェック方法と、べっとり皮脂の予防方法をお伝えします。
目次
毛根の皮脂をスマホで撮影してみよう
抜け毛の毛根を見ても、肉眼では付着した皮脂はわかりにくいです。
毛根にべったりとこびりつくつくレベルでしたら、ある程度は目視でわかります。
最近のスマホのカメラは倍率が高いものが多く、専門のカメラがなくても意外と撮影できます。
洗髪時以外の自然に抜けた髪の毛を用意し、スマホで拡大すると下の写真のように見つけることができます。
皮脂が大きいと、鮮明に移ります。
毛根の膨らみなど毛根の状態まで知るには倍率でも80倍は必要ですのでマイクロスコープなど専門のカメラが必要です。
当店では、抜け毛をお持ちいただくと抜け毛の毛根チェックもできますのでご安心ください。
毛根の皮脂を撮影できたら危険
実はスマホで撮影できるほどの大きさの皮脂が毛根に付着していると、頭皮環境が悪い証とも言えます。
毛穴詰りは薄毛の原因
上記2枚は同じお客様の抜け毛の毛根をマイクロスコープで拡大した写真です。
抜け毛の根本(毛根)に付着している物体はなにかわかりますか?
これが皮脂です。
髪が抜け落ちる前から皮穴の奥で皮脂が詰まり、毛根に絡みついている様子がわかります。
皮脂は時間が経つと頭皮のタンパク質と結合し硬くなり、角栓として毛穴を詰まらせます。
このような髪の毛が成長する妨げになってしまうんです。
右側の写真では、皮脂は毛根部分には付着していませんが、髪の表面にべっとりついている様子がわかります。
皮脂が毛穴の外で固まり角栓として毛穴をふさいでいます。
毛穴が皮脂でふさがれると、皮脂腺から分泌される皮脂が外に出ることができずに毛穴にとどまります。
毛根部分の膨らみも少なく不健康な状態です。
雑菌の温床で頭皮環境が悪化
頭皮にはマラセチア菌など数十種類の常在菌が存在します。
通常は、皮脂や汗をエサとし雑菌や細菌の侵入を防ぎ頭皮の健康を守っています。
適度な皮脂は頭皮のバリア機能の役目をしますが、皮脂が過剰分泌するとそのバランスが崩れ、フケや炎症の原因となり頭皮トラブルを起こすんです。
皮脂の過剰分泌は雑菌も増殖して頭皮環境を悪化させ、薄毛リスクを高め薄毛進行も早めます。
育毛剤の効き目半減
育毛剤や発毛剤を使用しても効果がない理由の一つが毛根に付着した皮脂が原因です。
上の画像は毛根にまで付着するほどの皮脂で毛穴をふさいでしまっています。
毛穴がふさがっていると、いくら育毛剤や発毛剤を塗布しても毛根に成分が届かず効果は出ません。
薄毛治療をしても効果が無いと感じているのは、毛根にまでべったりとつく皮脂の原因となる頭皮環境を改善できていないからです。
大事なことは皮脂を取り除き、頭皮状態を改善すること。
上記の写真のように皮脂(角栓)を取り除くことが重要です。
毛根の皮脂の原因
抜け毛に付着した皮脂はの理由として考えられるのは、「洗い残し」と「皮脂の過剰分泌」です。
洗い残し
洗い残しは頭皮を正しく洗えていない証拠です。
洗いすぎはもちろんよくありませんが、洗わなすぎや夜は洗髪せず朝シャン派の方もきれいに洗えていない可能性があります。
朝シャンは雑になる傾向にあるので、皮脂はその日のうちに洗い流しましょう。
40度ぐらいの湯舟にゆっくりと10分ほど浸かると毛穴が開き皮脂を落ちやすくなります。
毛穴が開いた状態でシャンプーをしましょう。
皮脂の過剰分泌
毎日丁寧に洗っているのに、皮脂が抜け毛の毛根にまで付着しているのは皮脂の過剰分泌が原因かもしれません。
<皮脂の過剰分泌の原因>
- シャンプー剤
- 脂っこい食べ物
- バランスの悪い食事
- 飲酒
- ストレス
- 睡眠不足
上記に心当たりのある方は、次の項目で皮脂の過剰分泌対策を紹介します。
毛根の皮脂対策
皮脂の過剰分泌対策について説明します。
シャンプーは頭皮に優しいアミノ酸シャンプー
一般にドラッグストアーなどで販売されているシャンプーは合成界面活性剤など洗浄力の強いものがほとんどです。
皮脂が多いと感じている方は爽快感を求め、より洗浄力の強いシャンプーでかえって過剰な皮脂分泌を招いています。
頭皮の皮脂は乾燥や外的要因から頭皮を守るために分泌しています。
洗浄力の強いシャンプーでは皮脂を過剰に摂りすぎてしまい、皮脂が足りないと勘違いし、どんどん皮脂を分泌してしまうことで皮脂の過剰分泌は起こります。
シャンプーはアミノ酸系の頭皮に優しいシャンプーを使用しましょう。
脂質の多い食べ物は控える
脂質もエネルギー源になるなど生命活用には欠かせない栄養素ですが、脂っこい食事が多いと皮脂を過剰に分泌してしまいます。
脂質を摂りすぎると皮脂の分泌を抑える栄養素が大量に消費されます。
脂っこい食事は皮脂の過剰分泌の原因になるだけでなく血流悪化で薄毛リスクを高めます。
揚げ物やラーメンなど脂っこい食事は控えましょう。
食事はバランス良く
偏った食事は皮脂の過剰分泌の原因になります。
皮脂が多いと感じている方はビタミンB2とビタミンB6が不足している可能性があります。
ビタミンB2とB6は脂質をエネルギーに変え、皮脂の分泌を抑える作用があります。
ビタミンB2 レバー、卵、大豆、海苔、キノコ類、納豆
ビタミンB6 カツオ、マグロ、イワシ、サバ、肉類、バナナ、キャベツ
過度な飲酒は控えましょう
お酒を飲み過ぎると、お酒に含まれる糖分や毛細血管拡張作用により皮脂が過剰に分泌する原因になります。
飲酒は皮脂分泌を抑えるビタミンB群を大量に消費してしまいます。
お酒は少量なら「百薬の長」と言われるほど、血流を良くしたり体にプラスの働きをしますが、飲みすぎには注意しましょう。
ストレスを溜め込まない
過度なストレスは自律神経を乱します。
ストレスで交感神経が刺激され皮脂の過剰分泌の原因となる男性ホルモンを増加させます。
ストレスは生きていくうえで避けて通ることはできません。
過度なストレスは毛根に付着するほどの皮脂を分泌するだけでなく体に及ぼす影響は想像以上です。
自分なりのストレス発散方法を見つけましょう。
- 音楽や映画鑑賞、旅行など日常と離れる時間を作る
- 家族や友人とと話す
- 軽い運動で体を動かす
- 胸を広げるように肺いっぱいに大きく深呼吸する
- 38度~40度の湯舟にゆっくり浸かる
- 睡眠をしっかりとる
- 何も考えないゆったりとした時間を過ごす日を作る
頑張りすぎないこともストレス軽減につながります。
質の良い睡眠
睡眠不足は自律神経やホルモンバランスを乱し、毛根につくほどの皮脂の過剰分泌の原因になります。
睡眠不足は皮脂の過剰分泌の原因だけでなく、髪の毛の成長にも関係します。
22時から2時までに眠るようにしましょう。
戦闘モードの交感神経から休息モードの副交感神経に切り替えることで、質の良い睡眠を摂ることができます。
- 朝日を浴びる(体内時計の調節)
- 38度~40度湯舟に浸かる
- 寝る1時間前からスマホやパソコンを使用しない
- 枕や寝具は自分に合ったものを使用する
- リラックスできる音楽やアロマなどの使用
布団に入っても「なかなか寝付けない」や「何度も目が覚める」方は交感神経から副交感神経に切り替えがうまく行えていないかもしれません。
【皮脂べったり毛根】抜け毛と薄毛リスクはある?まとめ
排便をみれば健康状態がわかるように、抜け毛の毛根を見れば髪の毛の健康状態がわかります。
抜け毛の毛根にまで残る皮脂は、皮脂の過剰分泌や洗髪が正しく行われず、毛穴に皮脂が詰まった不健康な状態を意味します。
毛根や毛穴が不健康な状態だと髪の毛は育たず、大量な抜け毛となり薄毛は悪化します。
頭皮は自分では確認できない位置にあり、頭皮状態を確認するのは難しいのが現状です。
既に抜け毛が多く、悩んでいる方は次の記事も読んでみましょう。
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