頭皮の乾燥は、目では見えにくいため特にケアをしていない方が非常に多いです。
この記事では、頭皮が乾燥する理由とその対策について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、誰でも今日からすぐ実践できる具体的な頭皮の乾燥対策がすべてわかります。
今回の抑えておきたいポイントはこちらです。
- 頭皮の乾燥は肌のバリア機能が低下し頭皮トラブルの元になる
- ヘアケアで頭皮を乾燥させる主な原因はシャンプーにある
- ヘアケアや生活習慣を見直せば、頭皮の乾燥は改善できる
乾燥した大地では植物が育たないように、乾燥した頭皮環境では元気な髪の毛は育ちません。
しっかりと対策を身につけ、太くてハリのある髪の毛を手に入れましょう。
目次
頭皮が乾燥するとバリア機能が低下してハゲる
頭皮の乾燥は薄毛の原因になります。
頭皮も皮膚の一部であり、皮膚は乾燥すると肌のバリア機能が低下してしまいます。
肌のバリア機能が低下すると、外部刺激に弱くなり、炎症による赤みやかゆみ、痛みなどを引き起こします。
また、肌のターンオーバーも乱れフケを発生させる原因にもなります。
それらの症状が起きた結果、抜け毛へとつながってしまうのです。
下記の図のように、トラブルが起きている頭皮は水分が少なくバリア機能が低下している状態となります。
(KAOより引用)
頭皮が乾燥してハゲてしまう原因
頭皮が乾燥している人は、自分に合わないヘアケア用品を使っていたり、頭皮によくないドライヤーの使い方をしている可能性が高いです。
ほかにも体内の水分が不足していたり、ストレスによって血管が収縮してしまっていると頭皮は乾燥します。
それぞれ項目別に解説します。
洗浄力が強いシャンプーを使っている
洗浄力が強いシャンプーを使っていると、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまい、結果として頭皮が乾燥します。
とくにドラッグストアー等で気軽に買えるシャンプーは洗浄力が強い界面活性剤を多く含まれているので注意が必要です。
男性向けのものだと、殺菌作用の目的でアルコール成分が配合されているシャンプーもあります。
シャンプーは毎日使うものです。
頭皮を乾燥させる原因になりますので、アミノ酸系のシャンプーを選ぶようにしましょう。
シャワーの温度が高すぎる
頭皮にとって40℃以上は高音です。
これ以上の温度になってしまうと、頭皮の皮脂が必要以上に流されてしまい乾燥してしまいます。
先ほどの洗浄力が強いシャンプーでゴシゴシと洗ったあと、40℃以上の熱いお湯で洗い流すと、頭皮は一気に乾燥します。
長時間のドライヤー
お風呂から出ても注意が必要です。
髪を乾かすためにドライヤーを使うのは大切ですが、長時間使うと逆効果となる場合があります。
一般的に、ドライヤーから放出される風の温度は100〜120℃です。
これだけの高音を長時間頭皮に当てていると、頭皮は乾燥していきます。
また、早く髪や頭皮を乾かそうとドライヤーを近い距離で使うことでも、熱が一箇所に集中してしまうので乾燥の原因となります。
水分不足
体全体の水分が不足することで頭皮も乾燥します。
水分が不足すると、体内の血流は悪くなり、頭皮まで栄養が行きわたらなくなります。
冬など季節的に空気が乾燥してしまう場合も同様に、水分不足になりやすいです。
ストレス
ストレスは自律神経を乱し、体内の血管を収縮させます。
結果として、水分不足同様、血流が悪くなって頭皮や髪に必要な栄養が届きにくくなり、頭皮環境は乱れやすくなります。
不規則な生活
不規則な生活をしていると頭皮環境は乱れ、乾燥しやすい状態になります。
- 食事
- 運動
- 睡眠
食事できちんとした栄養をとらず、運動もしないため体内の血流はよくならず、睡眠もバラバラで細胞の回復が追いつかない。
このような生活では、頭皮も髪もどんどん痩せて細くなって薄毛へと近づいていきます。
頭皮が乾燥してハゲないための対策
頭皮の乾燥を防ぐための対策は次の6つです。
どれも今すぐ取りかかれて予防効果が期待できますので、ぜひ試してみてください。
やさしい洗浄力のシャンプーに変える
シャンプーで大切なのは、頭皮に優しく皮脂を取り除くことです。
オススメなのはアミノ酸系のシャンプーです。
アミノ酸系シャンプーの特徴は、髪や頭皮にやさしく皮脂汚れを落としてくれます。
具体的なアミノ酸系シャンプーの選び方や使い方については、こちらで詳しく解説しています。
【育毛効果UPの基本】育毛に必要なシャンプーの選び方と発毛サロン直伝シャンプー方法を知ろう
シャワーの温度を38℃くらいに下げる
シャワーの温度は「ちょっとぬるめ」と感じる38℃くらいに設定しましょう。
40℃以上の温度に慣れている人には、物足りなく感じるかもしれませんが違和感は最初だけです。
必要な皮脂を残すには温度管理は大切です。
また、シャンプーの際にゴシゴシと力強く洗ったり、朝と夜にシャンプーすることは絶対にやめましょう。
頭皮はデリケートなので傷つきやすく、1日に何回もシャンプーをしてしまうと皮脂を過剰に落としてしまいます。
朝シャン派の人は、夜にシャンプーをする習慣に切り替えましょう。
こちらの記事で朝シャンが頭皮によくない理由について詳しく解説しています。
頭皮が乾燥しないための化粧水を使用する
顔に化粧水をつけて乾燥しないようにケアをしている人は多いのではないでしょうか?
一方で頭皮に化粧水をつける人はほとんどいないと思います。
頭皮に化粧水をつけることで乾燥の予防をすることができます。
当店ではチャージローションという化粧水を朝とシャンプー後の2回つけていただいております。
ドライヤーの使い方に気を付ける
ドライヤーを使うときは次の3つを意識してみてください。
- 長時間使わない
- 頭から25㎝くらい距離を離す
- 1か所に集中して風が当たらないようにする
また、ドライヤー前のタオルドライをしっかりするだけでも髪は早く乾くようになります。
お風呂からでたら、ゴシゴシと強くこすらずに、ポンポンと上からやさしく抑えるようにして水分をとりましょう。
ドライヤーを使わずに自然乾燥だけで済ます人もいますが、それはもっとNGです。
ドライヤーはしっかり使いながらも、長時間使うことはないよう適度なバランスを心がけてみてください。
ドライヤーが大切な理由についてはコチラで解説していますので参考にしてみてください。
ドライヤーを使わないとハゲる?薄毛との関係性や正しい髪の乾かし方を徹底解説
こまめな水分補給
こまめに水分を補給すれば、体全体の水分量が増えますので乾燥対策に効果的です。
できればお茶やコーヒーといったカフェインが含まれていない、ミネラルウォーターを、こまめに飲むようにしましょう。
生活習慣の見直し
生活習慣を見直すことは頭皮環境を整えるためにはとても大切です。
今日明日ですぐに効果が見えてくるものではありませんが、毎日の積み重ねで未来は変わってきます。
ぜひ、習慣化できるまでやってみてください。
バランスのとれた食事を意識する
食事は和食を中心に食べるようにすると、栄養バランスがよくオススメです。
ファーストフードやコンビニでの食事はできるだけ回数を減らすように意識してみてください。
食事についてはこちらで解説しています。
【即実践】薄毛に良い食べ物と、やめるべき薄毛が悪化する4つの食べ物習慣を選択
規則的な睡眠を心がける
規則的な睡眠を心がけることで、肌のターンオーバーが整い頭皮の乾燥が起こりにくくなります。
他にも睡眠はストレス解消にも効果が期待できます。(厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針検討会報告書」)
睡眠についてはこちらで詳しく解説していますので、あわせてご参考ください。
運動
運動は体の血流を上げるだけでなく、気分転換にもなりストレス解消へとつながります。
運動する習慣がない人は、日常生活で普段より体を動かしてみるよう工夫してみましょう。
ちょっとした筋トレでも十分な効果が期待できます。
筋トレについては具体的な方法などをこちらで詳しく解説しています。
専門家に相談
乾燥がひどい場合や、すでに頭皮の状態が荒れてしまっている人は、専門家に相談するのがオススメです。
頭皮が乾燥している原因や対策についても、よりその人に合った診断ができます。
「とにかく早く改善したい」「まず何から始めればよいのかわからない」といった人はぜひ専門家に相談してみてください。
まとめ|頭皮の乾燥はハゲてしまう原因に!適切なケアで頭皮環境を整えよう
今回の記事では、頭皮の乾燥と薄毛の関係について、頭皮が乾燥してしまう原因とその対策について解説しました。
- 頭皮の乾燥は肌のバリア機能が低下し頭皮トラブルの元になる
- ヘアケアで頭皮を乾燥させる主な原因はシャンプーにある
- ヘアケアや生活習慣を見直せば、頭皮の乾燥は改善できる
頭皮の乾燥を防ぎ、頭皮環境を整えることは、薄毛の対策へとつながります。
シャンプーやドライヤーは毎日行うホームケアです。
正しくできれば薄毛予防になりますが、間違えたやり方では薄毛の原因になりかねません。
ぜひ今日から正しいホームケアをしていきましょう。
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