夜勤は薄毛になると聞いたことがありませんか?
答えは、「夜勤は薄毛になります。」
正しくは薄毛になりやすくなります。
夜勤の薄毛リスクはわかっていても、夜に働かないといけないジレンマをかかえている人は多いです。
そのため、大事なことは夜勤で薄毛になりにくくなるための生活習慣を取り入れて対策することです。
今回は夜勤の人のために以下の2点をお伝えします。
- 夜勤で薄毛になる原因
- 夜勤でも薄毛にならない為の対策
夜勤がなぜ薄毛リスクを高めるかを知り薄毛対策に役立ててください。
目次
薄毛になりやすい夜勤の職業は?
夜勤といっても様々なタイプがあります。
- 夜勤と日勤の交代制
- 週1に1回の夜勤
- 月に2~3回夜勤
職業で言うと、次の方々が多いように思えます。
- 介護事業者
- 看護師
- 工場勤務
では、なぜ夜勤で薄毛になるのかについての原因と対策についてお伝えします。
夜勤で薄毛になる原因
夜勤で薄毛になる一番の原因は睡眠の質の低下です。
夜勤で睡眠の質が低下する原因には大きく分けて以下の3つのことが考えられます。
睡眠リズムの乱れ
夜勤で薄毛になる理由の一つは睡眠リズムが乱れてしまうことです。
それにより髪の毛が成長するための成長ホルモンが分泌される”ゴールデンタイム(22時~2時)”と呼ばれる時間に寝れないことです。
通常、起床時に太陽の光を浴びるとセロトニンというホルモンが分泌されます。
日が落ちるとともにセロトニンを材料に14~16時間後に睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンが作られます。
メラトニンが体内時計に働きかけることで覚醒と睡眠を切り替えて自然な眠りを誘う作用があります。
このメラトニンが不足すると良質な睡眠がとれなくなります。
昼夜逆転生活の夜勤の人は、セロトニンの分泌量が不足しがちです。
メラトニン不足は睡眠障害など髪の毛の成長を阻害してしまうことが原因になります。
髪の毛の成長に重要な役割をする成長ホルモンは最も深い睡眠時に分泌されます。
細胞の修復や細胞分裂、髪の毛の成長に重要な毛母細胞の分裂などは睡眠時に活発になります。
夜勤の人は、このメラトニンが生成しにくくなり眠りが浅くなり、成長ホルモンの分泌に支障をきたし薄毛の原因になります。
いくら寝ても疲れが取れない方や、2~3時間おきに目が覚める方などは質の良い睡眠がとれていない可能性が高く要注意です。
生活のリズムの乱れ
夜勤の人が薄毛になる原因に、生活のリズムの乱れが関係しています。
夜勤や日勤休日と、就寝や食事の時間など生活のリズムが一定しないのが原因です。
1日24時間ですが、体内時計は24~25時間と実際の時間と誤差があります。
この誤差は太陽の光を浴びると脳にある体内時計の針が進み、体内時計がリセットされて活動状態に導かれます。
朝起きて日中活動し、夜は眠るという生活のサイクルは人間の体に元々、体内時計として組み込まれています。
睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌は主に光によって調節されています。
そのため、夜中に強い照明の中にいる夜勤の人は、体内時計の働きが乱れ、睡眠覚醒リズムも乱れやすくなります。
体内時計が狂うと自律神経やホルモンバランスなどが乱れることも薄毛になる理由の一つです。
自律神経は、循環器、消化器、呼吸などや交感神経と副交感神のバランスの調整などを行う神経です。
自律神経が乱れること血流も悪化し頭皮に栄養がいきわたらなくなり髪が育たなくなることで薄毛の原因になります。
夜勤の人は生活のリズムが一般の方と真逆になり、孤独を感じやすいなどのストレスも薄毛の原因になります。
食生活の乱れ
夜勤の人は食生活が乱れやすい傾向にあるのも、夜勤で薄毛になる理由の一つです。
食べる時間がバラバラだったり、1日2食だったりと食生活のリズムがバラバラになってしまいがちなのが理由です。
特に注意したいのが、独り暮らしをしている人に多い、パンやレトルト食品、コンビニ弁当など添加物の多い食事などです。
栄養が偏ったり必要な栄養素が不足していては、髪の毛を作る栄養も不足してしまいます。
特に一人暮らしの方は食生活も乱れがちです。
食べるものを意識することは薄毛から守るためには重要です。
また、夜勤明けの食事は睡眠までの時間が短くなりがちです。
満腹まで食べて、すぐに寝てしまうと消化のために胃や腸は活動しているため睡眠の質が低下するため注意が必要です。
夜勤で薄毛にならないための対策①【質の良い睡眠】
発毛のために睡眠はとても重要です。
とはいえ、夜勤の方が10時から2時のゴールデンタイムと呼ばれるこの時間帯に眠るのは難しいでしょう。
最近の研究で、就寝時間よりも質の良い睡眠をとることが重要だということがわかりました。
太陽の光を浴びる
薄毛対策のための質の良い睡眠をとるためには、日中に太陽の光を浴びるようにしましょう。
太陽の光は交感神経を刺激して、セロトニンの分泌量が増えます。
結果、生活リズムが元に戻りやすくなります。
質の良い睡眠をとるためには、まず夜勤明けの睡眠で太陽の出ている時間までに起き、太陽を浴びて体内時計をリセットさせることです。
太陽の光を浴びる以外にも、ウォーキングなどリズム運動を行うことで効果的にセロトニンの分泌を促すことができます。
就寝の最低3時間前には食事をしない
睡眠の質が悪くなる原因の一つに、就寝前の食事が関係しています。
食事は、就寝の最低3時間前までに終えることが重要です。
疲労回復や身体の修復は寝ている間に行われますが、胃や腸が活動していると消化や吸収にエネルギーを使い脳や身体を休ますことができません。
髪の毛の成長に重要な働きをする成長ホルモンは、就寝後最も眠りの深い時に分泌されます。
胃や腸の活動は眠りが浅くなる原因にもなり、髪の毛の成長を阻害し夜勤で薄毛になる原因になります。
食事の時間に気を付けていても、消化に悪いものを寝る前に食べると消化活動に時間がかかり睡眠の妨げになります。
また、就寝時にエネルギーを使い体に負担がかかるため、肉や油ものなど消化に悪いものは控えること。
そして、就寝前の食事は、最低3時間前までに消化の良いものにしましょう。
周囲を遮断
夜勤の人は日中に眠ることになりますが、日中は太陽は明るく多くの人は活動しています。
そのため、日中は生活音にあふれ、日中の睡眠を邪魔する要因がたくさんあります。
夜勤の人が薄毛にならないための対策としては次のことがオススメです。
- 太陽の光を遮光カーテンやアイマスクで遮断
- 生活音は耳栓を使う
周囲の光や雑音などを遮断し睡眠の質を高める工夫をする必要があります。
携帯やパソコンのブルーライトも睡眠の妨げになりますので、睡眠前は携帯やパソコンなどの使用も控えましょう。
湯船につかる
夜勤明けはお仕事モードであり、交感神経が優位になっています。
お仕事モードからリラックスモードに切り替えるためにシャワーよりも湯船につかりましょう。
リラックスして副交感神経を優位にし睡眠の質を高めることができます。
また湯船につかることで血流もよくなり、育毛にも効果的に作用します。
汗をじんわりとかくことで頭皮の皮脂も落としやすくなりシャンプーの効果も上がります。
夜勤で薄毛にならないための対策②【生活のリズムを整える】
夜勤の人が薄毛にならないための対策として、3食決まった時間に食べることです。
どうしても夜勤の人は、寝る時間や生活リズムがバラバラになり、体内時計も乱れてしまいます。
3食決めた時間に食べることで体内時計のリズムを整えることができます。
人によって夜勤の時間帯は違ってきますので、自分の生活リズムに合わせて食事の時間を決めましょう。
就寝後は、長時間の絶食後に食事をとることで体内時計はリセットされます。
できるだけ、就寝後の食事までの空腹時間は10時間ほど空けるようにしましょう。
夜勤明けの次の日が休日の場合は、夜勤明けの仮眠を2~3時間の短時間でとりましょう。
夜勤明けに寝すぎると、夜寝つけなくなる原因になります。
夜勤の人が薄毛にならないためには、睡眠を生活習慣に落とし込むことが大事です。
ダラダラしないように寝る時間を決めて、それに合わせて行動するようにしてくださいね。
それが、薄毛対策や発毛育毛にもつながりますので是非実践してみてください。
夜勤で薄毛にならないための対策③【ストレス発散】
ストレスが蓄積されると自律神経の乱れにつながります。
自律神経が乱れると、様々なホルモンの分泌や体の機能に支障をきたし、薄毛の原因になります。
夜勤で薄毛にならないためには、ストレスの緩和が必要です。
ストレスを緩和させるのには、趣味、旅行、ヨガ、瞑想、腹式呼吸などが効果的です。
瞑想や腹式呼吸はお金もかからず、いつでもどこでもできるのでおススメです。
腹式呼吸には交感神経と副交感神経を入れ替え、リラックスモードの副交感神経を優位にしてくれます。
ストレスが溜まっていると呼吸は浅くなりがちになります。
腹式呼吸で酸素をたくさん取り入れることも、細胞の活性化につながりますので毎日の習慣に取り入れましょう。
忙しい日常から離れて、感動作などの読書や映画鑑賞などの涙でストレスを洗い流してみてはいかがでしょうか?
夜勤で薄毛にならないための対策④【夜勤におススメの食べ物】
夜勤で薄毛にならないための対策として、睡眠ホルモンの分泌を良くする食べ物を食べることです。
トリプトファン
質の良い睡眠をとるためには、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が重要です。
朝日を浴びるとセロトニンの分泌が始まりそのセロトニンを材料に睡眠ホルモンのメラトニンが作られます。
しかしながら夜勤の人は朝日を浴びるのが難しく、メラトニンを作り出すセロトニンがうまく分泌されない傾向にあります。
日常的に朝日を浴びるのが難しい夜勤の人の薄毛対策として、セロトニンを作るときの材料となる「トリプトファン」を多く含む食べ物を摂取しましょう。
腸内環境を整える
セロトニンの9割以上は腸でつくられます。
夜勤の人の薄毛対策として、トリプトファンの摂取とともに腸内環境を整えることが大切です。
腸内環境を整えるには、腸内細菌の餌となる水溶性食物繊維を多く含んだ食べ物や発酵食品も毎日の食事に取り入れましょう。
まとめ
夜勤だからといって全員が薄毛になるわけではありません。
ただ、夜勤で薄毛になるリスクは高くなります。
ですが、上記のように夜勤でも薄毛にならない対策をすれば薄毛は避けられるのです。
夜勤で薄毛にならないための対策を行っても薄毛が進行する場合は、他にも原因がある可能性があります。
その場合、対策だけでは足りない可能性があり、早めに専門家へ相談し対処しなければ薄毛は進行します。
抜け毛が多い、頭皮がかゆい、頭皮に赤みがある、フケが多いなどは頭皮に何らかの異常がある薄毛のサインです。
サインが出だしてから薄毛に気づく期間は1~2年足らずと急激に悪化して相談に来店される人は多いです。
もし夜勤で薄毛に迷われていたらお気軽にご相談くださいね。
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