AGAとは「男性型脱毛症」といいます。
20代でAGAで悩んでいるあなたに初めにお伝えします。
「20代でもAGAは発症します。ただ、改善も早いことは事実です。
薄毛歴も短く、若さもあるため、20代のAGAは早めの対処がポイントです。」
今回は20代でなぜAGAになるのか?
20代AGAの原因と対策についてお伝えします。
目次
20代でのAGAになる原因は?

多くの20代は就職で生活環境が大きく変わります。
残業などで帰宅時間が遅くなり、飲んでお風呂に入らずに寝てしまったりと、生活のリズムが急激に変わることも多いのではないでしょうか?
20代のAGAの原因の一つとして生活環境の変化や、時代背景が大きく影響していると考えられます。
偏った食事による栄養不足

コンビニやファーストフード店などで手軽に食事ができるようになり、食の欧米化により、脂っこく、味が濃い食べ物が増えたことも20代でのAGA発症の要因と考えられます。

食生活でAGAを改善するための基本はバランスよく食べることです。
20代という若さは関係ありません。
大学進学や就職での独り暮らしでは朝食を食べなかったり、ファーストフードで安価で手軽に食べれる食事をとり続ける。
その結果、髪に栄養が回らず髪の毛はやせ細り、皮脂が異常分泌し頭皮環境が悪化してしまいます。
眼精疲労からくる血行不良

下のグラフは各年代がスマホやインターネットを用いてどのような情報通信メディアを用いているか調査したものです。
10代、20代の方は情報や動画、LINEなどスマートフォンを何時間も見ていることがわかります。
(出典)総務省情報通信政策研究所「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」
長時間スマートフォンを見ると、近くを見る時に水晶体を膨らませる毛様体筋に負担がかかります。
スマホなどデジタル端末から発せられるブルーライトも眼精疲労の原因になります。
眼精疲労をほっておくと血行不良の原因になり、髪の毛にうまく栄養が送られなくなり、AGAの進行を早めます。
眼精疲労を感じているAGAで悩む20代の皆さまはこちらの記事も参考になると思います。
生活環境変化によるストレス

20代で学生から社会人になり、生活環境は激変します。
社会人になり初めての仕事を覚えながら、毎日決められた時間に出勤し、慣れない環境で右も左もわからない。
この生活環境の変化によるストレスが20代でAGAを引き起こす要因の一つと考えられます。
ストレスは血管が収縮し血流が悪くなったり、自律神経を乱しホルモンバランスも乱します。
さらに現在は新型コロナウイルスでもストレスがたまってしまう環境下にあります。
飲酒

20代になるとお酒(アルコール)を摂取する機会も増えます。
少量のお酒だと問題ないのですが、お酒の飲み過ぎはAGAの原因になります。
アルコールは体内でアセトアルデヒドという有害物質に変化します。
アセトアルデヒドを分解する時に髪の毛の合成時に必要なビタミンやミネラル、タンパク質が消費されるのです。
アルコールには利尿作用があり、アルコールの飲み過ぎは脱水症状をひきおこします。脱水症状の血液はドロドロと血流も悪くなります。
以上のように、20代になるとAGAを引き起こす生活習慣が目白押しです。
AGAは遺伝だけでなく、複合的な要因で発症します。
20代だからこそ、AGAのリスクに備える必要があります。
20代のAGAの対策は?
現代はスマホひとつで簡単にAGAに関する様々な情報を調べることができます。
育毛シャンプー、育毛剤は10代からでも使えます。
20代になると発毛剤、AGA治療の内服薬等、あらゆる選択肢が広がります。
すぐにでもあなたにできることはAGAの予防を行うことです。
具体的には以下に記事にしてまとめていますのでご確認ください。
忙しくて読めない方は要点をまとめました。
項目によっては別記事でリンクを貼っていますので気になる項目はお読みください。
頭皮を改善すること
手抜きシャンプーはNGです。
日々の頭皮のお手入れがこれからの頭皮をつくります。
次のようなことを意識してみましょう。
- 合成界面活性剤の入っていないアミノ酸系シャンプーなどでやさしく頭皮を洗う
- 頭皮マッサージは指の腹を使って頭皮の下から上に向かって行う
- 頭皮を清潔に保つために枕カバーは毎日交換
- 汗をかいたまま放置せずに頭皮を拭く
バランスの取れた食生活
20代だからこそ、タンパク質・ビタミン・ミネラルなど髪の毛に必要な栄養をバランスよく摂るよう心がけましょう。
AGAの予防にオススメな栄養素は亜鉛・イソフラボンです。
忙しい20代は成分無調整タイプの豆乳を毎朝飲むことからはじめてみましょう。
AGAで気を付けたい食事については以下に詳しく記事にしています。
飲酒、喫煙を控える
アルコールは分解時にビタミン、ミネラル、亜鉛が消費されます。
適度な休刊日をつくることからはじめましょう。
喫煙もたばこの分解時に亜鉛が消費されます。
20代から吸い始めたとしても年数も浅く、まだ辞めやすいはずです。
喫煙はしないに限ります。
ストレスをためない
ストレスは自律神経を乱します。
自律神経が乱れると血の巡りが悪くなり、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
自分なりのストレス発散方法を見つけてみましょう。
以下に”ストレス”と”コロナ抜け毛”についてもまとめていますので参考になさってください。
紫外線対策
外に外出するアウトドア派の20代も多いことでしょう。
頭皮は紫外線を浴びやすく日焼けしやすい場所です。
紫外線対策で外出時は必ず帽子をかぶることから始めましょう。
睡眠
質の良い睡眠をとるよう心がけましょう。
以下のポイントを取り入れて睡眠の質を意識しましょう。
- 体内時計をリセット(起床時に太陽を浴びる)
- 湯舟に浸かる(ぬるめのお湯38度~40度)
- 軽いストレッチや音楽・アロマなどでリラックスモード
- 寝る3時間以上前には食事をすませる(寝る前までに胃腸を休める)
- カフェインを取り過ぎない
- 寝る前にスマートフォンやパソコンを見ない
20代のAGA治療の注意点
一つだけご注意してほしいのが、20代からAGA治療のために安易に内服薬を服用することです。
AGAの内服薬は一度飲み始めると一生飲み続けなければなりません。
女性や子どもが触れてはいけないAGAの内服薬もあります。
20代のAGA治療では、この先の長い人生を考えた治療方法を選んで下さい。
20代のAGAは改善スピードがはやい
20代のAGAの原因と対策についてお伝えしましたが、なぜAGAの改善は20代から行うべきなのでしょうか?
理由は20代はAGAの改善スピードがはやいからです。
傷の治りで考えてみてください。
高齢な方よりも、年齢が若い20代の方が早く傷跡もきれいに治ります。
これは20代の方が新陳代謝が盛んなため、細胞を新たに数多く作り出す細胞修復能力が高いからと言われています。
AGAも同様です。
20代でAGAが発症してAGA治療を行っても、AGAの改善スピードもはやくなる傾向にあります。
20代のAGAは早めの対処がポイントです。
参考までに以下は当店の20代のお客様のAGA改善の様子です。
実際にAGAを3カ月で改善しています。


20代でのAGA発症率
20代の若い方でAGAを発症した場合、「壮年性脱毛症」あるいは「若ハゲ」と呼ばれることもあります。
AGAは20代になって突然発生するのではなく、じわじわと進行します。
早い方は10代からAGAを発症します。

20代でのAGAの発症率をご存じでしょうか?
以下は実際に当店(スーパースカルプ発毛センター寝屋川香里園店)にAGA治療で通われている男性の割合を示したグラフです。
20代男性は23%です。
実感として20代でAGAを発症し薄毛に悩んでいる方は相当多いと思います。
実際に20代のお客様にお話しを伺うと、まず1~3年で徐々にボリュームが減り、次に生え際の後退やつむじの透け感が気になりだしたという方がほとんどです。
50歳~60歳頃からAGAを発症する方と比べ、20歳でAGAを発症した場合、30年~40年も多くAGAを悩み続ける計算になります。
20代男性のライフスタイルを考えると、ばりばり仕事をしだす時期だったり、結婚や転勤もあるかもしれません。
そのような貴重な20代にAGAで悩み続けるのは精神的な負担が大きく、非常にもったいないとも言えます。
上記は当店の実績ですが、論文を調べてみると以下のような記載もあります。
上記にはAGAの発症頻度は20代で約10%とあります。
当店の20代のお客様の割合が約23%ですので論文と若干の差がありますが、AGAを気にされるお客様は若い方ほど外見に気をつかう方が多いので割合も高くなっていると推測されます。
まとめ
当店の代表の中里は20代でもAGAで悩み続け、あらゆるAGA治療方法を試して、時間とお金を無駄にしてきました。
だからこそ20代のあなたにAGA治療に関する同じ過ちを犯してほしくないと考えています。
20代でAGA相談することは恥ずかしいと思っていませんか?
”聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥”とも言います。
AGAなんかで貴重な20代を後悔しないためにも早めに専門家に相談することをオススメします。
実際にどのように薄毛改善をしていくのか、興味のある方は1ヶ月おきに写真にとってまとめた記事があります。
20代のAGAが改善する様子をのぞいてみてください。